Digital Scopes

お知らせ

2007年10月11日


レクロイ社、自動コンプライアンス試験フレームワークQualiPHY対応 USB2.0コンプライアンス試験を発売開始
 

【製品概要】

レクロイ・ジャパン株式会社(本社:東京都杉並区久我山、代表取締役社長:辻 嘉樹)は、本日、本年1月に発表したコンプライアンス試験フレームワーク「QualiPHY」に対応し、USB2.0 規格に準じたコンプライアンス試験が自動的に行える「QualiPHY USB」の発売を開始しました。「QualiPHY」対応のパッケージとしてはイーサネット規格に準拠した「QualiPHY ENET」に続く第2弾であり、今後も既存のコンプライアンス・ソリューションを順次「QualiPHY」対応としていく予定です。またレクロイは、同時にこの「QualiPHY USB」に対応した新テスト・フィクスチャ、「TF-USB-B」の発売を開始しました。 「QualiPHY USB」は、USB2.0規格に完全に準拠しており、Low Speed (1.5Mbps)、Full Speed (12Mbps)、High Spee (480Mbps)の各スピードに対応しています。ホスト、デバイス、ハブそれぞれに決められた一連の試験項目がありますが、QualiPHYの機能を活かして、グラフィックで示される接続図に従って操作を行うと、面倒だったコンプライアンス試験の手順が大幅に簡素化され、短時間で試験を終えることができます。また、一連の試験結果は、自動的にレポートとしてまとめられ、一般的なHTML形式以外にPDFやワードの形式にすることもできます。

【QualiPHY-コンプライアンス試験を自動化、簡素化するフレームワーク】

「QualiPHY」は、通常多くの試験項目があり、手順が複雑なコンプライアンス試験の作業を、自動化するとともに、オペレータに分かりやすい測定ガイドをグラフィック入りのインストラクションで適宜示し、誰でも間違いない試験ができるようにするプログラムです。試験を行った結果は、内部のデータベースに記録され、レポートとして出力することが可能になります。レポートの形式はHTML以外にPDFとワード対応のRTFが選べます。また、最初のページに全試験の内容が表形式で示され、その後に個別の試験結果が必要に応じて測定画面とともに表示されます。対応するコンプライアンス試験ソリューションは、既に発表されているイーサネット規格対応の「QualiPHY ENET」および今回発表の「QualiPHY USB」の2つであるが、PCI Express2.0対応の「QualiPHY PCIE」や「QualiPHY SATA」なども計画されています。
 


 

 

【TF-USB-B】

レクロイの「TF-USB-B」は、「QualiPHY USB」に対応したテスト・フィクスチャで、より正確に、より簡便に試験を行うことを目的として作られています。なお、既に旧製品TF-USBをお持ちのお客様にはトレードインが提供され、半額で購入ができます。

【製品価格(外税)】

QualiPHY USB USB2.0準拠コンプライアンス・パッケージ:26万円
TF-USB-B QualiPHYUSB対応テスト・フィクスチャ: 26万円

 

QualiPHY USB製品ページ

QPHY-USBカタログ(PDF)

【会社概要】

LeCroy Corporation は、シリアル・データ通信の解析分野における世界的なリーダーであり、複雑な電気信号の高度な測定・解析を行う計測機器を製造しています。レクロイが提供する高性能のデジタル・オシロスコープ、シリアル・データ・アナライザ、プロトコル・アナライザは、コンピュータや半導体、データ・ストレージ機器、自動車や産業用機器、軍事産業、航空宇宙産業などの設計技術者によって幅広く利用されています。LeCroy Corporationは40年間にわたって蓄積してきた革新的なテクノロジによって、波形解析分野における主導的な地位を確立しました。高速信号の捕捉・計測・表示を行う波形解析は、今日の情報・通信テクノロジを促進するために必要不可欠な要素です。
LeCroy Corporationの本社はニューヨーク州チェストナットリッジにあります。
ウェブサイト(http://www.lecroy.com/
仕様は予告なしに変更されることがあります。

【お問い合わせ】

レクロイ・ジャパン株式会社

〒151-0073

東京都杉並区久我山1-7-41

プロダクト・マーケティング 辻

Tel: 03-6861-9400(代表)

Fax: 03-6861-9586

Email: [email protected]

 

 

What's New(更新履歴)へもどる

ページトップへ