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お知らせ

2004年10月29日


 

LeCroy Corporation − CATC(Computer Access Technology Corporation)の買収を完了
ニューヨーク州チェストナットリッジ -- (打電) -- 2004年10月29日 --

 

【プロトコル検査ソリューションの追加により更なる事業拡大チャンスを追求】
オシロスコープやシリアル・データ解析ソリューションの先進的メーカーである LeCroy Corporation (NASDAQ: LCRY) は本日、Computer Access Technology Corporation (NASDAQ: CATZ) ("CATC") の買収を完了したと発表しました。この買収は、2004年10月27日に開催されたCATC特別株主総会において全会一致で承認されました。

レクロイの社長兼CEOであるTom Reslewicは次のようにコメントしています。「CATCの製品はレクロイの現在の事業を補強する理想的なリソースであり、レクロイに大きな事業拡大チャンスをもたらすことが期待されます。CATCのプロトコル検査システムと周辺機器は、レクロイ製品のソリューションのカバー範囲を物理層からプロトコル層へと拡張します。そのため、レクロイはシリアル・データ検査の増大するニーズに対して迅速にかつ的確に対処できます。レクロイはCATCの新しい製品ラインを活用して市場シェアを伸ばし、より収益性の高い計測・検査機器メーカーに成長したいと考えています。」

2004年9月2日に発表した最終合意に基づき、レクロイはCATCの発行済み普通株式の全株を1株あたり6ドル(総額 約8,100万ドル)で買収しました。また、レクロイはCATC の発行済みストック・オプションのうち、権利行使されていないストック・オプションを引き受けるために、新しいストック・オプションを発行しました。買収に必要な資金は、レクロイの手持ち現金資産と、5億ドルの短期借入金で賄われました。この短期借入金は、ニューヨーク銀行(The Bank of New York Company, Inc.)が引き受けた7億5,000万ドルの信用供与の一部です。この買収に関して、ニューヨーク銀行の子会社である BNY Capital Markets, Inc. がレクロイの専任投資アドバイザーを務めました。

買収に関連する無形資産の償却費用やその他の取引関連費用を除いた場合、レクロイはCATCの買収による追加収益が2005年度第3四半期(2005年3月31日に終わる四半期=買収後の連結決算による最初の四半期)に実現するものと見込んでいます。

CATCの社長兼CEOである Carmine Napolitano 氏は、レクロイが新設したシリアル・データ・ソリューション部門のディレクターとしてレクロイの経営陣に加わりました。シリアル・データ・ソリューション部門はレクロイのオシロスコープ事業の主要な要素にCATCのサンタクラーラ事業部の機能を追加した組織であり、シリアル・データ検査事業の拡大を目的としています。

【LeCroy Corporation について】
LeCroy Corporation はシリアル・データ検査ソリューションの分野における世界的なリーダーであり、複雑な電子信号の計測・解析・検査を効率化することによって各種電子製品のイノベーションを促進する高度な検査機器を製造しています。レクロイが提供する高性能のオシロスコープ、シリアル・データ・アナライザ、グローバル通信プロトコル検査機器は、コンピュータや半導体、データ・ストレージ機器、自動車や産業用機器、軍事産業、航空宇宙産業などの設計技術者によって幅広く利用されています。LeCroy Corporationは40年間にわたって蓄積してきた革新的なテクノロジによって、「波形解析」分野における主導的な地位を確立しました。高速信号の捕捉・計測・表示を行う波形解析は、今日の情報・通信テクノロジを促進するために必要不可欠の要素です。LeCroy Corporationの本社はニューヨーク州チェストナットリッジにあります。詳細情報については、Webサイト(http://www.lecroy.com)を参照してください。

【免責事項】
このニュース・リリースには将来の予測に関する記述が含まれています。例えば、CATCの製品がレクロイの既存事業を補強してレクロイに事業拡大チャンスをもたらすこと、CATCの製品がレクロイの適用業務範囲を広げること、シリアル・データ検査ソリューションに対する増大するニーズにレクロイが的確に対処して新しいビジネス・チャンスを獲得すること、CATCの製品がレクロイの収益に貢献してレクロイがより収益性の高い計測・検査機器メーカーに成長することなどは、すべて将来の予測に関する記述です。これらのすべての記述は単に将来の業績に関する予測であり、実際の業績はこの予測と異なるものになる可能性があります。将来のビジネスには常にリスクや不確実性が伴うため、実際の業績・成果はこのニュース・リリースの予測・予想と異なる可能性があります。将来のリスクや不確実性の例として、製品の受注量や受注時期、製品の販売内訳の変化、価格競争による圧力、レクロイが市場環境の変化を予測する能力、設備投資の財源調達の可能額や時期、将来の製品開発の状況、レクロイの知的財産の使用可否や特許権の保護対策などが挙げられます(これらの例に限定されません)。レクロイは新しい情報や将来のイベントなどが判明した場合でも、このニュース・リリースの予測を更新して公表する義務を負いません。レクロイの業績に影響を与える潜在要因や、予測と実績を乖離させる潜在要因に関する詳細情報は、レクロイが米国証券取引委員会(SEC)に提出するレポートで開示されます。これらのレポートには、レクロイが2004年9月7日にSECに提出したForm 10-Kによるアニュアル・レポート、それ以降にSECに提出する各種書類などがあります。これらのレポートは、SECのWebサイト(http://www.sec.gov)で参照できます。

連絡先:LeCroy Corporation
Scott D. Kantor, 845-425-2000

情報源:LeCroy Corporation

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