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お知らせ

2005年4月4日


 

高波形品質の11GHz帯域シリアル・データ・アナライザ「SDA-11000」を発表

レクロイは、6Gbps以上のシリアル・データ信号の精密測定用に
SDAシリーズの帯域を11GHzに拡張

レクロイ・ジャパン株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:北山基樹)は、従来からシリアル・データ解析で好評のSDAシリーズに、新たに帯域11GHzのフラグシップ「SDA-11000」を発表した。レクロイが開発した新技術DBI(Digital Bandwidth Interleaving) 採用の第一弾。「SDA-11000」は、4chデジタル・オシロスコープをベースにしたシリアル・データ・アナライザで、帯域11GHz、最高サンプリング速度40GS/s、10GHz以上の市場では最長のメモリ長100Mワード/chを誇り6Gbps以上の高速シリアル・データ通信の信号を高精度で測定できる。ロングメモリを高速で解析する「X-Stream」アーキテクチャの採用により、大量(12Mbits: 12,000,000UI)のビットデータを単発で一気に捕捉し高速解析できる。


【開発背景】
シリアル・データ通信は、市場の高速化要求に伴って各規格の要求帯域も広くなってきた。それに従い、物理層を測定するデジタル・オシロスコープにも10GHz以上の帯域が要求されてきた。レクロイは測定帯域をインターリ−ブできる最新技術DBIを開発、2006年前半までに20GHz・80GS/sのロードマップをしめしている。この技術は、帯域を高めるだけでなく無理な帯域拡張をしないので、波形を高品質に保つ事ができる。シリアル・データ通信では、波形品質を評価するアイパターン測定に高い信頼性を求めるようになり、3dB減衰点である帯域の定義だけでは、機器の誤差などにより測定ターゲットの信号品質を特定しにくくなってきた。「SDA-11000」は、高精度クロックと、100Mワードのロングメモリによる機器ジッタを最小限に抑えることができる。また、先進のデジタル信号処理(DSP)技術により、11GHz帯域までの振幅変動を+/- 0.5 dB (代表値)に抑え、DC〜11GHzまで全ての領域に渡って波形品質を大幅に改善することに成功した。これにより、被測定信号の波形品質を正確に把握することが可能となった。


【製品概要】
SDA-11000」は、次世代のシリアル・データ規格(PCI-Express Gen2:5Gbps, SATA Gen3:6Gbps, Fiber Channel:4.25Gbps, FB-DIMM:4.8Gbpsなど)に対応し、11GHzまでの理想的な帯域特性(+/- 0.5 dB 代表値)と高精度クロック、超低ジッタノイズ・フロア(<800fs rms 代表値)で卓越した信号の再現性を保証している。

SDA-11000」は、10GHzを超える領域において、40GS/sで100Mポイントのデータを捕捉できる唯一のシリアル・データ・アナライザである。40GS/s(250ps)の時間分解能で2.5msの過渡現象を捕捉することにより、高速シリアル・データに乗っている電源やリンクスイッチなどの低周波ノイズ/ジッタや、スペクトル拡散の解析が可能である。「SDA-11000」は、レクロイの先進のDSP技術により、入力の周波数と位相応答は理想的な特性に設定され、測定信号は機器の誤差の影響を最小に抑えたアイパターンが再現できる。

標準装備されている高機能シリアル・データ解析パッケージASDA-Jにより、デジタル・オシロスコープで初めてTIA方式(タイムインターバル・アナライザ)とデジタル・オシロスコープ方式の両方式でのジッタ測定が可能になり、SATA Gen 1/2の両モードのコンプライアンス・テストにも対応可能になった。ASDA-Jは、専用ウィザードで簡単にジッタ測定の設定ができる。さらに、任意のパスバンドを設定できるジッタ・フィルタや、特定のデータを抽出してアイパターンを生成しジッタのパターン依存性を解析するISIプロット、Nサイクル・ジッタ・プロットによるサイクル依存性の解析、マスク・バイオレーション・エラーロケータによるマスク不良箇所のシリアル・データの特定など、超ロングメモリを活かした独自の解析機能を豊富に装備している。

またこれらの解析は、SDAに読み込まれたMATLABやVisual Basicなどのスクリプトにより、ユーザーが独自にカスタマイズすることができる。

 
理想的な周波数特性(+/- 0.5 dB 代表値)とステップ応答(40ps10-90%代表値)
 
  歪みを極限まで減らしたアイパターン
   
100Mワードで12M UIを単発で捕捉ソフトウェアのクロック・リカバリでマスクテスト、マスク抵触個所は、シリアル・データに戻って解析    

【主な特徴】
・最高11GHzのバンド幅
・DC〜11GHzまで理想的な帯域特性(+/- 0.5 dB 代表値)
・4〜6.25Gbpsの各シリアル・データ規格に対応
・40ps立が上がり時間 (代表値)
・最高40GS/sの高速サンプリング
・最長100Mワードの超ロングメモリ
・最大12Mビットの単発捕捉(6Gbps測定時)
・ジッタ・ノイズ・フロア(<800fs rms 代表値)
・TIA/DSO両ジッタ測定方式に対応(ASDA-J)

SDA-11000 Ch, 11 GHz シリアル・データ・アナライザ
20 GS/s, 8 Mpts/Ch (4Ch
同時)
40 GS/s, 16 Mpts/Ch (2Chもしくは1Ch
同時)
SDA 11-L メモリ・オプション32 Mpts (2Ch), 16 Mpts (4Ch)
SDA 11-XL メモリ・オプション100 Mpts (2Ch), 50 Mpts (4Ch) 

SDA11000カタログ (PDF)

SDA11000製品ページ
 

【会社概要】
LeCroy Corporation は、シリアル・データ通信の解析分野における世界的なリーダーであり、複雑な電気信号の高度な測定・解析装置を製造しています。レクロイが提供する高性能のデジタル・オシロスコープ、シリアル・データ・アナライザ、プロトコル・アナライザは、コンピュータや半導体、データ・ストレージ機器、自動車や産業用機器、軍事産業、航空宇宙産業などの設計技術者によって幅広く利用されています。LeCroy Corporationは40年間にわたって蓄積してきた革新的なテクノロジーによって、波形解析分野における主導的な地位を確立しました。高速信号の捕捉・計測・表示を行う波形解析は、今日の情報・通信テクノロジーを促進するために必要不可欠な要素です。LeCroy Corporationの本社はニューヨーク州チェストナットリッジにあります。詳細については、ウェブサイト(http://www.lecroy.com/japan)をご参照ください。


【製品に関するお問い合わせ】
レクロイ・ジャパン株式会社
プロダクト・マーケティング(担当:辻)
〒151-0073 東京都渋谷区笹塚2-1-6
Tel: 03-3376-9400 Fax: 03-3376-9587
Email: contact.jp@lecroy.com
http://www.lecroy.com/japan/

 

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