Digital Scopes

お知らせ

2005年8月12日


レクロイ、11GHzのシステム帯域幅を実現する
差動プローブD11000PSを発表

差動プローブ-D11000PSレクロイ・ジャパン株式会社(本社:東京都渋谷区笹塚、代表取締役社長:北山基樹)は、新製品アクティブ差動プローブ・システムD11000PSを発表しました。このD11000PS差動プローブは、レクロイSDA 11000シリアル・データ・アナライザと接続したときに、プローブ先端部で11 GHzのシステム帯域幅を実現できます。革新的な信号捕捉方式を採用したD11000PSプローブをSDA 11000アナライザと組み合わせると、完璧なシリアル・データ解析システムが構築され、今日の高速シリアル・データ信号(5 Gb/sの第2世代PCI Express、6 Gb/sのSATA III、4.25 Gb/sのFibre Channel、4.8 GB/sのFB-DIMMなど)の捕捉と解析が可能になります。

【製品概要】
D11000PSプローブには、被測定回路への2種類の物理的接続法をサポートするように設計された専用チップ・モジュールが付属しています。ダイレクト・ソルダーイン・チップは回路のコンポーネントに直接半田付けできるため、高速シリアル・データ・システムで波形忠実性を最大限に維持しながら、SERDESなどのコンポーネントにプローブを柔軟に直結することができます。2番目のチップは、直結ケーブル・アプリケーション(シリアル・データ適合性試験フィクスチャなど)に使用できるSMA入力です。

2チャンネルを使って波形演算を適用するのではなく、SMAケーブル式プローブでケーブル式差動信号を捕捉する方式には、いくつかのメリットがあります。ひとつは、2番目のチャンネルを別の信号の捕捉に利用できます。次に、差動信号捕捉方式では、コモンモード信号の除去に優れるため、コモンモード雑音の影響を受けることなく実際の解析対象信号に対して、安定的なトリガリングを行うことができます。最後に、直接ケーブル式プローブでは、ケーブル長のスキューや入力ケーブル損失を補正して正確に適合させる必要がありません。

D11000PSの2種類の入力接続方式(ソルダーイン入力およびSMA入力)の性能はほとんど同じです。SDA 11000と接続したときのシステム帯域幅は11 GHzであり、システム立ち上がり時間は50 psです。高速信号を捕捉するように設計されたD11000PSは減衰率が低いため、分解能が維持され、ノイズが最小限に抑えられます。ダイナミック(差動モード)レンジは ±1 Vですが、コモンモード・レンジは±4 V(固定値)です。ソルダーイン方式のプローブでは、各入力のDC入力抵抗が最高25 kWになります。SMA入力の場合、入力インピーダンスは50W(固定値)です。

D11000PSプローブは、レクロイの他の差動プローブと同様に、極めて低い回路負荷や全般的に優れた性能といった特長を備えています。D11000PS では、時間領域と周波数領域についてデジタル応答補正を採用しています。D11000PSで採用している補正システムは、SDA 11000の中核ソフトウェアの一部分です。D11000PSはモジュール方式のプローブ・システムですが、すべてのコンポーネントが単一の製品コードで提供されます。そのため、プローブ本体とチップ・モジュールを別途購入する必要はありません。

D11000PSプローブ・システムの基本コンポーネントは、(1) プローブ本体、(2) SMA入力接続およびソルダーイン入力接続専用のチップ・モジュール、(3) 2つのソルダーイン相互接続リード、(4) SMAケーブル式入力の使用時にコモンモード負荷を抑える1組のDCブロックです。また、ソルダーイン相互接続リードを被測定回路に簡単に取り付けて固定できるようにする複数のプローブ位置決め/締め付けアクセサリも付属しています。

4チャンネルのデジタル・オシロスコープをベースとしたシリアル・データ・アナライザであるSDA 11000は11 GHzの帯域幅を持ち、一般的な広帯域デジタル・オシロスコープで利用できる最長のロングメモリ(1チャンネルあたり100Mポイント)を最高40GS/sのサンプ リング・レートで捕捉を実行することができます。SDA 11000は、6.25 Gb/s以上のシリアル・データ信号を正確に測定する必要のあるエンジニアなどにとって最適なアナライザです。

D11000PS製品ページへ



【会社概要】
LeCroy Corporation は、シリアル・データ通信の解析分野における世界的なリーダーであり、複雑な電気信号の高度な測定・解析装置を製造しています。レクロイが提供する高性能のデジタル・オシロスコープ、シリアル・データ・アナライザ、プロトコル・アナライザは、コンピュータや半導体、データ・ストレージ機器、自動車や産業用機器、軍事産業、航空宇宙産業などの設計技術者によって幅広く利用されています。LeCroy Corporationは40年間にわたって蓄積してきた革新的なテクノロジーによって、波形解析分野における主導的な地位を確立しました。高速信号の捕捉・計測・表示を行う波形解析は、今日の情報・通信テクノロジーを促進するために必要不可欠な要素です。LeCroy Corporationの本社はニューヨーク州チェストナットリッジにあります。詳細については、ウェブサイト(http://www.lecroy.com/japan)をご参照ください。


【製品のお問い合わせ】
レクロイ・ジャパン株式会社
プロダクト・マーケティング(担当:辻)
〒151-0073 東京都渋谷区笹塚2-1-6
Tel: 03-3376-9400 Fax: 03-3376-9587
Email: contact.jp@lecroy.com
http://www.lecroy.com/japan

【報道のお問い合わせ】
レクロイ・ジャパン株式会社
マーケティング・コミュニケーションズ(担当:窪田)
〒151-0073 東京都渋谷区笹塚2-1-6
Tel: 03-3376-9400 Fax: 03-3376-9587
Email: contact.jp@lecroy.com
http://www.lecroy.com/japan

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