Digital Scopes

お知らせ

2006年5月8日


レクロイ社、業界最高帯域18GHz 高速シリアル・データ解析専用の
リアルタイム・オシロスコープ「SDA18000」を発売開始

 

DBIテクノロジにより実現した18GHz帯域幅によって、解析機能を10 Gbpsまで拡張可能

【製品概要】
レクロイ・ジャパン株式会社(本社:東京都渋谷区笹塚、代表取締役社長:北山基樹)は、本日、18 GHzという業界最高帯域幅を誇る、シリアル・データ・アナライザ「SDA 18000」を発表し、その発売を開始しました。「SDA18000」は、60 GS/sという極めて高速のサンプリング・レートと、最大150Mワードという超ロングメモリを併せもち、10Gbpsまで対応可能な高速シリアル・データ解析専用のオシロスコープです。

「SDA 18000」は、昨年4月に発表した「SDA11000」に続き、レクロイ独自のDBIテクノロジ(Digital Bandwidth Interleaving)を採用しており、9 GHz帯域モデル「SDA9000」も同時に発表しました。

「SDA18000」は、本格的な開発が最近始まったFibre Channel (8.5Gbps), 10Gb/s Ethernet, FB-DIMM Gen2 (9.6Gbps)などを、リアルタイムで測定するのに十分な帯域幅を備えています。従来、これらの信号のジッタ解析やシリアル・データ測定を実施するには、制限があるサンプリング・オシロスコープを使用する以外に手段がありませんでした。「SDA 18000」では、1つのトランジション・エッジごとに複数のポイントをもつデータ・ストリームをリアルタイムで捕捉できるため、埋め込まれたクロックと、そのクロックに対する位相ロックを復元して、高精度なジッタ測定を実現することができます。また、再現性のないデータや「ライブ」データについても、ジッタ構成要素を完全に分解することが可能です。60 GS/sでのサンプリングによって極めて高精度の波形捕捉が保証され、最大メモリ150Mワードによって非常に長いシリアル・データ・パターンを捕捉します。このようなロングメモリは、低周波ジッタ変調やスペクトル拡散クロック(SSC)を捕捉するときに必要です。

また、「SDA18000」は、トリガ・プリスケーラー「SDA-TPS」を併用することにより、10GbpsまでのNRZビット・ストリームで38GHzまでトリガをかけることができます。

【Q-スケール解析/プロット – より効率的なジッタ解析】
レクロイは、Q-スケール解析およびQ-スケール・プロット・ビューという新しい機能を「SDA 18000」に組み込みました。このQ-スケールは、他の方式よりもずっと詳細にジッタを解析できる革新的な機能です。Q-スケール解析は、ジッタ要素を分解する新しい手法であり、従来の手法のようにランダム・ジッタとしてジッタ要素をとらえるのではなく、より正確にジッタ要素を識別することができます。Q-スケール解析では、ジッタ・ヒストグラムのテールを推定する方法が改善されており、精度、安定性、収束時間が向上しています。次に、Q-スケール・プロット・ビューはジッタ解析を視覚的に表現する機能であり、従来のバスタブ曲線よりもずっと直感的にジッタ要素の特性を把握することができます。Q-スケールを利用すれば、エンジニアは従来のツールよりも迅速に回路内のジッタの原因を究明できるようになります。Q-スケールは、レクロイのすべてのシリアル・データ・アナライザSDAシリーズに追加されます。

 

「SDA18000」ではQ-スケールのほかに、レクロイの卓越したSDAシリーズがもつすべての測定・解析機能をサポートしています。さらに「SDA 18000」では、高機能シリアル・データ解析パッケージ (ASDA-J)の機能を標準装備します。このソフトウェアでは、ジッタ・ウィザードによるセットアップ、反復性のないデータ依存性ジッタ測定値のISIプロット、複数の方法によるトータル・ジッタの確定など、強力な機能を利用することができます。別の種類のオシロスコープで測定したジッタとの相関を分析する必要のあるときは、複数の方法によるトータル・ジッタの確定機能が特に有効です。

【18GHz差動アンプ】
レクロイは「SDA18000」とともに、18 GHz差動アンプ「DA18000AC」も発表しました。「DA18000AC」を利用すれば、オシロスコープの2つの入力に長いケーブルを使用する必要がありません。そのため、ケーブルの電気長の差異をスキュー補正し、2つのチャンネルのゲイン均衡を微調整して差動信号を捕捉する必要はありません。

【SDA製品下取りプログラム】
シリアル・データ・アナライザに関するユーザーの主な心配事は製品の陳腐化です。シリアル・データ・システムはデータ転送速度が年々高速化していくため、エンジニアは製品開発に使用する計測器を継続的にアップグレードする必要があります。通常、このアップグレードのペースが速いために、投資した計測器の耐用年数を短縮しなければなりません。レクロイはこの問題に対処するために、「SDAシリーズ下取りプログラム」を新たに導入しました。この下取り制度により、既にSDAをご購入のお客様は、更に高い帯域のSDAをご購入の際には、特別トレード・イン価格をご提供いたします。

【製品価格】

モデル名  
SDA18000 4チャンネル、18GHz、60GS/s、24Mワード@1ch
SDA9000 4チャンネル、9GHz, 40GS/s、16Mワード@2ch
DA18000AC 18GHz差動アンプ

SDA18000英文カタログ(PDF)

SDA-DBIシリーズ簡易カタログ P.4(PDF)

SDA-DBIシリーズ製品ページ

【会社概要】
LeCroy Corporation は、シリアル・データ通信の解析分野における世界的なリーダーであり、複雑な電気信号の高度な測定・解析を行う計測機器を製造しています。レクロイが提供する高性能のデジタル・オシロスコープ、シリアル・データ・アナライザ、プロトコル・アナライザは、コンピュータや半導体、データ・ストレージ機器、自動車や産業用機器、軍事産業、航空宇宙産業などの設計技術者によって幅広く利用されています。LeCroy Corporationは40年間にわたって蓄積してきた革新的なテクノロジによって、波形解析分野における主導的な地位を確立しました。高速信号の捕捉・計測・表示を行う波形解析は、今日の情報・通信テクノロジを促進するために必要不可欠な要素です。LeCroy Corporationの本社はニューヨーク州チェストナットリッジにあります。

【お問い合わせ】
レクロイ・ジャパン株式会社


〒151-0073 東京都渋谷区笹塚2-1-6
プロダクト・マーケティング(製品に関して:辻)
マーケティング・コミュニケーションズ(報道に関して:窪田)
Tel: 03-3376-9400(代表)
Fax: 03-3376-9587
Email: contact.jp@lecroy.com
http://www.lecroy.com/japan
 

 

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