Digital Scopes

お知らせ

2007年10月11日


レクロイ社、帯域13GHz、40GS/sサンプリング、100Mワード
高速シリアル・データ解析専用のリアルタイム・オシロスコープ
「SDA13000」を発売開始

 

リアルタイム・オシロスコープ-SDA13000

【製品概要】

レクロイ・ジャパン株式会社(本社:東京都杉並区久我山、代表取締役社長:辻 嘉樹)は、本日、高速シリアル・データの高度な解析機能を搭載したリアルタイム・オシロスコープであるシリアル・データ・アナライザ・シリーズに新たに13 GHz帯域幅の「SDA 13000」の発売を開始しました。「SDA13000」は、PCI Express Gen2 (5Gbps)で要求される12.5GHz以上の帯域を持つ40 GS/sという極めて高速のサンプリング・レートと、最大100Mワードという超ロングメモリを併せもち、10Gbpsまで対応可能な高速シリアル・データ解析専用のリアルタイム・オシロスコープです。またレクロイは、同時に13GHz帯域の差動プローブ「D13000PT」の発売を開始しました。

「SDA 13000」は、「SDA9000」、「SDA11000」、「SDA18000」に続き、レクロイ独自のDBI (Digital Bandwidth Interleaving) テクノロジを採用しており、特性の平坦度を最適に保つことができます。

「SDA13000」は、本格的な開発が最近始まった次世代シリアル・インタフェースとされるPCI Express Gen2 (5Gbps), Serial ATA Gen3 (6Gbps)などの信号を、最大100Mワードのメモリで捕捉し、高度な解析ソフトウェアを使って迅速にコンプライアンス試験が実施できます。また、「SDA 13000」には、多くのケースでコンプライアンス試験よりも重要となる強力なデバッグ機能が搭載されています。シグナルインテグリティ問題で取り上げられるのがジッタと反射を含む符号間干渉です。この両者を様々な要因に分解して計測することができるツールを搭載しています。  

【Q-スケール解析/プロット – より効率的なジッタ解析】

レクロイは、Q-スケール解析およびQ-スケール・プロット・ビューという新しい機能を「SDA 13000」に組み込みました。このQ-スケールは、他の方式よりもずっと詳細にジッタを解析できる革新的な機能です。Q-スケール・プロット・ビューはジッタ解析を視覚的に表現する機能であり、従来のバスタブ曲線よりもずっと直感的にジッタ要素の特性を把握することができます。Q-スケールを利用すれば、エンジニアは従来のツールよりも迅速に回路内のジッタの原因を究明できるようになります。
 


【ISIプロット – 革新的な符号間干渉解析】

一般的には、繰り返しパターンの周期性を利用してデータ依存性の解析が行われてきましたが、実動作環境下では繰り返しパターンが用いられないため、解析は不可能とされてきました。「SDA13000」では周期性のないデータ・パターンでも、データ依存性の解析が行えるISIプロット法を搭載しています。また、この機能では特定パターン時の波形歪を検証することで、最悪パターンの特定や、不良原因の特定など、困難で時間のかかるな作業であるデバッグを強力に支援します。
 


 

【その他の機能】

レクロイの「SDA13000」には、不良波形を素早く検索することのできるWaveScanが搭載されています。このWaveScanを用いれば、100Mワードのロングメモリで捕捉した大量の波形データから一定条件で検索した波形をリストアップすることができ、またその中から異常な波形を瞬時に確認することができます。また、PCI Express、Fibre Channel、Serial ATAなどに対応した8b/10bデコード機能も不良解析に威力を発揮します。さらにLabNotebookと呼ばれる情報データベース機能では、波形データ、測定設定、画面情報の3つをまとめてデータベースに保存し、何時でもまとめて呼び出すことができるので、過去の実験データを有効に利用することができます。

【EyeDoctor – 見えない波形を可視化するコシミュレーション解析】

レクロイのSDAシリーズに対応するコシミュレーション・オプション「EyeDoctor」は、チップの中、やインターコネクトの中など実際にはプロービングすることのできない点の波形を実測波形データとシミュレーション・ソフトを使って可視化することができるだけでなく、可視化した波形を元にジッタ解析などの信号解析が可能です。シミュレーションには20タップまで設定可能で最適化処理つきのFFE、DFE対応のイコライザ・シミュレーションと、伝送線路のSパラメータを元にシミュレーションするバーチャル・プロービングとが用意されています。高速化する次世代のシリアル・インタフェースの信号解析には必須のツールとなります。
 


 

【13 GHz差動プローブ】

「D13000PT」を利用すれば、被測定回路に与える影響を最小にしたまま13GHzの帯域で高速信号のピックアップできます。信号の入力形式は、半田付け方式のソルダーインとコンプライアンス試験対応のSMA入力が選択できます。

【製品価格(税別価格)】

SDA13000 4チャンネル、13GHz、40GS/s、100Mワード/ch:1,360万円
D13000PT 13 GHz差動プローブ:184万円

 

SDA-DBIシリーズ製品ページ

【会社概要】

LeCroy Corporation は、シリアル・データ通信の解析分野における世界的なリーダーであり、複雑な電気信号の高度な測定・解析を行う計測機器を製造しています。レクロイが提供する高性能のデジタル・オシロスコープ、シリアル・データ・アナライザ、プロトコル・アナライザは、コンピュータや半導体、データ・ストレージ機器、自動車や産業用機器、軍事産業、航空宇宙産業などの設計技術者によって幅広く利用されています。LeCroy Corporationは40年間にわたって蓄積してきた革新的なテクノロジによって、波形解析分野における主導的な地位を確立しました。高速信号の捕捉・計測・表示を行う波形解析は、今日の情報・通信テクノロジを促進するために必要不可欠な要素です。
LeCroy Corporationの本社はニューヨーク州チェストナットリッジにあります。
ウェブサイト(http://www.lecroy.com/
仕様は予告なしに変更されることがあります。

【お問い合わせ】

レクロイ・ジャパン株式会社

〒151-0073

東京都杉並区久我山1-7-41

プロダクト・マーケティング 辻

Tel: 03-6861-9400(代表)

Fax: 03-6861-9586

Email: contact.jp@lecroy.com

 

 

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