Digital Scopes

お知らせ

2008年7月2日


10〜20倍の処理速度と強力なツールにより解析/デバッグ能力を飛躍的に高めた7Ziシリーズを発売

デジタル・オシロスコープWavePro 7Ziシリーズ
シリアルデータ・アナライザSDA 7Ziシリーズ
ディスク・ドライブ・アナライザDDA 7Ziシリーズ

レクロイ・ジャパン株式会社(本社:東京都杉並区久我山、代表取締役社長:辻 嘉樹)は、設計、デバッグ、評価の作業を大幅に省力化するクラス最高の機能、処理速度とユーザーインタフェースを装備したデジタル・オシロスコープWavePro 7Ziシリーズの発売を開始しました。また、WavePro 7Ziをベースとしたシリアル・インタフェース解析専用のシリアル・データ・アナライザSDA 7Ziシリーズとハードディスク解析専用のディスク・ドライブ・アナライザDDA 7Ziシリーズも 同時に発売を開始しました。 優れた波形検索機能、異常イベント検出機能、多様で高機能なツールと10〜20倍もの圧倒的な処理速度により強力なデバッグ能力を発揮します。新しいフォームファクタの筺体にはクラス最大の表示画面を装備し、複雑で多様な信号の多角的な洞察を同時に確認することができるので、問題の原因を素早くみつけることができます。

【製品概要:WavePro 7Ziシリーズ】

WavePro 7Ziシリーズは、高速サンプリング速度とロングメモリの高いハードウェア性能と優れたソフトウェア機能で多様な問題を解決する汎用解析オシロスコープとして高い評価を得てきたWaveProブランド を継承しています。1.5, 2.5, 3.5, 4と6 GHz帯域の5機種があり、4チャンネル同時20 GS/s(2チャンネル時40GS/sの 高速サンプリング速度と標準10Mポイント/ch(最大128M ポイント)を持ち、1MΩと50Ωの入力を同時に搭載することで全てのレクロイのプローブを活用でき、幅広いアプリケーションで問題の解決を強力に支援します。WavePro 7Ziシリーズは、特にデバッグと解析を最適化するために355mm×467mm×289mm(高さ×幅×奥行き)のまったく新しいフォームファクタとして、クラス最大のタッチスクリーン付き15インチ高分解能WXGA画面による高い操作性を実現していると同時に独自のリムーバブル・フロント・パネルにより、非測定回路の直近でオシロスコープを操作する新しい操作性も提供します。また、ロングメモリを使った信号捕捉で高度な解析を実施しても、 処理能力を大幅に強化し、ストレスなく多角的な解析を行うことが出来るようになりました。さらに新機能TriggerScanとWaveScan機能によりデバッグ/解析で大きな威力を発揮します。

【製品情報:SDA 7Ziシリーズ】

SDA 7Ziシリーズ、シリアル・データ・アナライザはWavePro 7Ziシリーズ・オシロスコープをベースとしてシリアル・データ・インタフェースの解析用ツールを標準搭載した専用モデルです。2.5GHz、3.5GHz、4GHzと 6GHzの4機種があり、標準メモリをWavePro 7Ziシリーズの倍の20Mバイト/chとしより長いビット長の 信号を捕捉してアイパターンが描けます。4GHzと6GHzのSDAで最高3.125Gbps(2.5GHzと3.5GHzのSDAでは最高1.25Gbps)、最長80ビットのパターンまでトリガがかけることのできるシリアル・パターン・トリガを 装備しています。また、長いケーブルで接続するとシリアル・データ信号の計測結果を劣化しますが、新規に開発したケーブル・デエンベデッド機能を使うと、ケーブルの効果を取り除き、高い精度の解析を行うことが出来ます。 また、IsoBERは、ビット・エラーレイトが同じ線を描くことができるので、レシーバのサンプリング・マージンをアイパターン上で見ることが出来、ビットエラー・レイトとの関係を把握することができます。従来からのレクロイ独自の機能である、アイパターン、TIE、バスタブ・カーブ、ジッタヒストグラムの4解析結果同時表示と相まって、強力なシリアル・データ解析を実現します。また、オプションでイーサネット、USB、PCI Express Gen1、SerialATA、UWBとHDMIのコンプライアンス試験に対応しています。

【製品情報:DDA 7Ziシリーズ】

DDA 7Ziシリーズ、ディスク・ドライブ・アナライザは、3.5GHzと6GHz帯域の2機種があり、WavePro 7Ziシリーズをベースとしたハードディスクの信号解析専用のアナライザです。現在の高密度のハードディスクでは 高速チャンネルと高速シリアル・インタフェースを使って高速のデータ転送を実現しています。DDA 7Ziシリーズ は、SDA 7Zi と同じ解析機能(ハードウェア・シリアル・トリガはオプション設定) と専用ハードディスクの チャンネル解析機能の両方を備え、これら両方の信号解析をカバーすることができます。またSDA同様に20Mポイント/ch の捕捉メモリを搭載しています。

【製品スペック】

製品 サンプリング速度(4ch時/2ch時) 標準メモリ
WavePro 715Zi 1.5 GHz, 10/20 GS/s 10/20 Mポイント
WavePro 725Zi 2.5 GHz, 20/40 GS/s 10/20 Mポイント
WavePro 735Zi 3.5 GHz, 20/40 GS/s 10/20 Mポイント
WavePro 740Zi 4 GHz, 20/40 GS/s 10/20 Mポイント
WavePro 760Zi 6 GHz, 20/40 GS/s 10/20 Mポイント
SDA 725Zi 2.5 GHz, 20/40 GS/s 20/40 Mポイント
SDA 735Zi 3.5 GHz, 20/40 GS/s 20/40 Mポイント
SDA 740Zi 4 GHz, 20/40 GS/s 20/40 Mポイント
SDA 760Z 6 GHz, 20/40 GS/s 20/40 Mポイント
DDA 735Zi 3.5 GHz, 20/40 GS/s 20/40 Mポイント
DDA 760Zi 6 GHz, 20/40 GS/s 20/40 Mポイント

 

7Ziシリーズ 詳細カタログ(PDF:4MB)

7Ziシリーズ 簡易カタログ(PDF:1MB)

WavePro7Ziシリーズ

SDA7Ziシリーズ

DDA7Ziシリーズ

【製品情報:新WaveLinkプローブ】

レクロイは、4機種の高性能プローブをWaveLinkプローブとして新たに用意しました。この新しいプローブは、優れたノイズ性能を持ち、ジッタ解析や信号インテグリティ計測を高精度に行うことが出来ます。DCから中帯域間で高い入力インピーダンスを持ち、±4Vのオフセット・レンジはを持つためPCI-Express,、IEEE1394 などのシリアル・インタフェースやDDR.などのシングル・エンドのメモリ・インタフェースで理想的な特性となっています。システム帯域、3.5GHzと6GHzの2機種4モデルがあり、WavePro 7Ziシリーズとの組み合わせで最高の性能を発揮します。

【TriggerScan】

WavePro 7Ziシリーズには、高速画面更新モードであるWaveStreamが登載されていますが、TriggerScanは高速のハードウェア・トリガを利用して異常なイベントを検出し、捕捉/表示することで、こうした単純な高速画面更新ツールよりも素早く不良を検出し捕捉することができます。TriggerScanはエッジ、SAMRT、シリアル・パターン・トリガの設定を利用してシーケンスを設定(最大100個)し、不良波形だけを捕らえるので、正常な波形を含む全ての波形を捕らえる高速画面更新より効果的に不良を見つけることができます。ハードウェア・トリガ機能は最小200ps幅までのパルスを検出できるSMARTトリガや、最高3.125Gbpsで80ビットまでのシリアル・パターンでトリガがかけることの出来るシリアル・パターン・トリガのなどの機能を全て利用できるので異常信号検出能力が強化されています。また捕捉したイベントは、画面情報ではなく波形データなので解析を行い、不良原因の究明を行うことができます。

【高速処理能力】

WavePro 7Ziシリーズでは、ロングメモリ捕捉時にもストレスなく操作が出来るように処理能力を飛躍的に向上させています。Intel® のCore™ 2 Quadプロセッサ、高速データ・バス、64ビット・オペレーティング・システム、最大8G バイトのRAMを持っていますが、単に高速のマザーボードを利用しているだけでなく、レクロイ独自のX-Stream II高速処理ストリーミング・アーキテクチャを用いています。このアーキテクチャはCPUのキャッシュメモリの効率を最適化するために波形データを可変長のセグメントに分割して処理するためロングメモリ処理時に、CPUアーキテクチャを考慮せず波形を一括で処理する一般的なオシロスコープに比べて10〜20倍高速の処理が行えます。この結果、毎秒750,000 回のパラメータ計測が可能となりました。また、ロングメモリ処理時にも、素早く設定変更に応じるレスポンスも向上し、作業効率を大きく向上させています。

【スペクトラム解析】

X-Stream II高速処理ストリーミング・アーキテクチャによる最速のFFT計算は、高い周波数分解能を実現し、高度な周波数解析を実用的な速度で実現します。また、新しいWPZi-SPECTRUMと呼ばれるスペクトラム解析オプションを使えば、パワー密度、実部、虚部、強度と位相などの表示形式が利用できるだけでなく、一般的なスペクトラム・アナライザと同様にレゾリューションバンド幅、中心周波数、スパンで設定ができます。

【多様で柔軟なツール】

多くの計測パラメータ、演算、グラフ化機能、統計解析、周波数解析やマスク試験など多様なツールを標準で用意しています。これ以外にもトラック、トレンド、ヒストグラムといったグラフ化機能やデジタル・フィルタなどの従来から評価の高いレクロイのツールはWavePro 7Ziシリーズにもオプションで用意されていますが、その自由度においても他を圧倒しています。2つのパラメータ計測結果を加算、減算、乗算、除算 することができるパラメータ演算、8つの演算トレースを利用した演算の連結が可能です。演算機能は、入力チャンネルだけでなく、演算トレースやメモリ、パラメータにも適用可能であり、独自のプロセッシング・ウェブ・エディタにより自由に演算やパラメータを連結して独自の解析手法を実現できるので、用意されたツールの個数以上に強力なツールとなっています。

【カスタマイズ機能】

レクロイはカスタマイズ機能を完全に統合化しています。オシロスコープに用意されていない機能(逆FFTなど)をカスタム計測やカスタム演算で実現し、その結果を標準の計測や演算とまったく同様にオシロスコープの画面に表示します。カスタマイズ機能は、サードパーティの解析ソフトウェアをオシロスコープに組み込みオシロスコープのメニュー上で編集することができます。MATLAB, Visual basic, C++, やExcelを組み込んで解析機能を拡張することで、WavePro 7Zi シリーズは解析機能を実現します。

【WaveScan】

WaveScanは、単発で捕捉したロングメモリ・データから多様な条件を設定して特定の波形を検索できるだけでなく、検出した波形イベントを表形式で表示したり、ヒストグラム化してばらつきの様子を見ることができます。また、表形式で示されたイベントを指定することで、その波形を自動的に拡大表示して詳細を確認したり、ヒストグラムから検索条件の絞込みを自動で行うなど便利で強力な機能を持っています。また、波形検索条件に合致する波形を検出するまで連続的に信号を捕捉する機能も併せ持っているので、デバッグの現場で大きな力を発揮します。

【LabNotebook】

LabNotebookは、計測/解析した状態をそのまままとめて保存することができるアーカイブ機能と、自動でレポートを作成するドキュメント機能を持っています。従来、計測/解析した状態を保存しようとすると、各チャンネルの信号波形データ、測定条件、画面のグラフィックと異なる形式の複数のファイルを保存しなければなりませんでした。しかも、各々のファイルの関連性はユーザーが管理しなければなりませんでした。LabNotebookでは、ワンアクションで、必要なファイルが一括で単一のエントリとして保存されるのでわずらわしいファイル管理は必要ありません。しかも、保存されたファイルは一括で呼び出すことができます。しかも従来は、保存した波形を呼び出し専用メモリに呼び出さなければならなかったものが、入力チャンネルのデータはその入力チャンネルにそのまま呼び出されるので、保存された測定条件で設定されたパラメータや演算の設定がそのまま利用できるので、完全な状態で再現が可能です。また保存時には、画面データにメモを直接書き入れることが可能で、簡単な測定条件などを入れた簡易レポートを自動的に作成することができます。

【シリアル・バス・トリガ/デコード】

I2C、SPI、UART/RS232、LIN、CAN、FlexRayに対応して、強力なトリガ機能で特定のパケットを選択的に捕らえることができるだけでなく、デコードされたプロトコル情報は、その機能ブロックごとに色分けされて対象の波形の上に重ねて表示することができるので視認性に優れています。ロングメモリのデータでも高速でデコードでき、その内容を表形式で表示できるので簡易的なプロトコルアナライザとしても使えます。表の中から特定のパケットを指定すると自動的に対応する波形が拡大表示されるので、詳細解析にも便利です。

【ミックスド・シグナル・ソリューション】

MS250/MS500ミックスド・シグナル・オプションは接続するだけで、最高2GS/s、最長50M点/ch、最大36本のデジタル・チャンネルを追加し、強力なミックスド・シグナル・ソリューションを提供します。デジタル・チャンネルとアナログ・チャンネルにより混成パターン・トリガ機能が使えます。また、MS250/MS500のデジタル・チャンネルをI2CやSPIなどの低速シリアル・バスのトリガ/デコードにも利用できるので、組み込みコントローラなどの解析を非常に効率的に行えます。

【高速データ転送】

レクロイのLSIBは、オシロスコープ内部のPCI Express X4高速データ・バスに直接接続し高速なデータ転送速度を実現します。100M点以上のデータを転送する場合に、最大250Mバイト/秒と、1Mバイト/秒のGPIB転送、最大10Mバイト/秒の100Base-Tイーサネット転送、最大22Mバイト/秒の1000BaseTギガビット・イーサネット転送よりも20倍もの高速転送を実現します。利用するには、レクロイのLSIBカードをオシロスコープとホスト・コンピュータにインストールするだけです。

【会社概要】

LeCroy Corporation は、シリアル・データ通信の解析分野における世界的なリーダーであり、複雑な電気信号の高度な測定・解析を行う計測機器を製造しています。レクロイが提供する高性能のデジタル・オシロスコープ、シリアル・データ・アナライザ、プロトコル・アナライザは、コンピュータや半導体、データ・ストレージ機器、自動車や産業用機器、軍事産業、航空宇宙産業などの設計技術者によって幅広く利用されています。LeCroy Corporationは40年間にわたって蓄積してきた革新的なテクノロジによって、波形解析分野における主導的な地位を確立しました。高速信号の捕捉・計測・表示を行う波形解析は、今日の情報・通信テクノロジを促進するために必要不可欠な要素です。
LeCroy Corporationの本社はニューヨーク州チェストナットリッジにあります。
ウェブサイト(http://www.lecroy.com/
仕様は予告なしに変更されることがあります。

【お問い合わせ】

レクロイ・ジャパン株式会社

〒168-0082

東京都杉並区久我山1-7-41

プロダクト・マーケティング(製品に関して:辻)
マーケティング・コミュニケーションズ(報道に関して:船越)

Tel: 03-6861-9400(代表)

Fax: 03-6861-9586

Email: contact.jp@lecroy.com

 

 

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