Digital Scopes

お知らせ

2011年4月14日


レクロイ・ジャパン 日本でのThunderbolt® に対応する
ソリューションの提供が可能であることを発表

レクロイは、米国東部時間2011年4月11日に米レクロイが発表した、Thunderbolt®の物理層試験に対応する試験機材が、日本のお客様に提供可能であることを発表しました。

レクロイは、新しいシリアル伝送方式であるThunderbolt®に必要とされるであろう物理層試験に対応する試験機材として、様々な機器が提供可能な計測器のリーディングカンパニーです。
レクロイは、シリアルデータ解析用オシロスコープSDA8Zi-A、シグナルインテグリティ・パッケージEyeDoctorII、シグナルインテグリティ・ネットワークアナライザSPARQ™、プロトコルベース・レシーバ・トランスミッタ耐性試験装置PeRT3 (東陽テクニカから提供)を取り揃え、Thunderbolt®の設計、実装評価、デバッグ及び動作確認に必要な機材を全て提供可能です。

最適な評価機材としてのシリアルデータ解析用オシロスコープ

レクロイのシリアルデータ解析用オシロスコープSDA825Zi-Aは、2チャンネル入力モードで25GHzのアナログ帯域を提供します。10Gb/sのNRZ形式データ信号の5次高調波を捕捉するのに理想的な機材です。また、SDA825Zi-Aは4チャンネル入力モードでは20GHzのアナログ帯域が提供できます。このように、レクロイのSDA825Zi-Aは2ch時に25GHz、4ch時に20GHzの帯域を実現できますが、こうした性能を同じ筐体で実現できるのは、唯一レクロイのオシロスコープだけです。
このように柔軟にアナログ帯域と入力チャンネル数を設定できるのは、テストエンジニアにとっては、非常に利便性が高いものです。例えば、複数チャンネルにまたがるクロストーク評価や、差動伝送における信号の忠実度、ジッタ解析など様々な場面で使い分けが可能になります。アナログ帯域25GHzをカバーする差動プローブ(LeCroy D2505)もSDA825Zi-Aで利用可能です。
SDA825Zi-Aは、アナログ帯域25GHzのオシロスコープに、標準で32Mポイントの波形メモリを搭載し、シリアルデータ解析パッケージSDAIIおよび高速シリアル・パターン・トリガ機能をバンドルした製品です。高速シリアル伝送の解析、デバッグ及び動作確認に最適な機材です。

アップグレードによる投資効果

レクロイは、25GHzを超えるより広帯域のオシロスコープも提供可能です。SDA8Zi-Aシリーズの場合、最高で45GHzのアナログ帯域までアップグレードが可能です。LabMaster9Zi-Aシリーズは、アナログ帯域20GHz時に最高で20チャンネルの入力、アナログ帯域30GHz時に最高で10チャンネルの入力、アナログ帯域45GHz時でも5チャンネルの入力が提供可能です。レクロイのLabMasterは、今後マルチレーン化されていくと推測されるシリアル伝送方式であっても、ジッタ解析やクロストーク解析に対応可能です。

SDAII; シリアルデータ解析用ソフトウェア

シリアルデータ解析用ソフトウェアSDAIIは、従来比で100倍も高速にアイパターン解析が可能なレクロイの第二世代のシリアルデータ解析パッケージです。SDAIIには、ジッタ解析手法として2つの手法を実装しています。これらの手法を活用することでクロストーク解析や、デバッグ時のより詳しい解析を可能にすることができます。
SDAIIは、オシロスコープのアプリケーションとして、ジッタ分離機能を含めたジッタ解析機能を統合した唯一のソリューションです。

アイパターン解析に、IsoBERと呼ぶ機能が実装されています。従来アイパターン表示は、表示するだけの機能で定量的な評価には向きませんでしたが、SDAIIは、ユーザが設定したビットエラーレートに応じて、アイパターンを外挿し、アイの開口を推定して表示する機能です。
ランダム・ジッタ(Rj)や、デタミニスティック・ジッタ(Dj)の原因を究明することは、ジッタ解析をするうえで必要且つ不可欠です。レクロイはこれらに対してひときわ優れたソリューションを提供できます。例えば周期性ジッタ(Pj)の周波数成分は、Pjの根本原因が何に相当するかを提示する材料になります。データ依存型ジッタ(DDj)の統計表示は、DDjの分布がどのようになっているかを知る手立てになります。更に符号間干渉(ISI)は、特定のデータ・パターンによる伝送が原因である場合に特定することが容易になります。
これらの解析ツールは、ジッタが引き起こす様々な可能性を探る必要のあるエンジニアの洞察を補助する強力なツールになります。

従来の概念を変える使いやすさを追求したシグナルインテグリティ・ネットワークアナライザ

レクロイのシグナルインテグリティ・ネットワークアナライザSPARQはボタン一つの操作で、Sパラメータが得られる、低価格のネットワークアナライザです。SPARQはUSBケーブルで接続されたPC上で動くソフトウェアで簡単に制御できますSパラメータの測定はこれまで、高価なベクトル型ネットワークアナライザによるものでしたが、これは使い方が複雑でした。それに比べ、SPARQはシンプルな操作で測定が可能であるため、Thunderbolt®を取扱うエンジニアにも簡単に使うことができます。
SPARQは、供試体と接続した状態で校正が可能です。エンジニアは、一つのボタンを押すことで完全な測定を始めることができます。標準校正器が内蔵されているため、校正のたびにECALモジュールを接続するような面倒な操作は必要ありません。SPARQはタッチストーン形式のSパラメータを出力することができます。
SPARQは、Thunderbolt®のようなマルチポート測定を必要とする場面で理想的な測定機材です。

チャネルエミュレーションを可能にするシグナルインテグリティ・パッケージ

SPARQによって得られるタッチストーン形式のSパラメータを利用して、レクロイのEyeDoctorIIによるチャネルのエミュレーションが可能です。EyeDoctorIIはケーブルやチャネルのエンベデット/デ・エンベデットが可能なばかりか、プリ・エンファシス/デ・エンファシスのエンベデット/デ・エンベテットが可能です。これにより、ハードウェアのイコライゼーション後のアイパターン表示やジッタ量の計算ができるため、Thunderbolt®の受信器側での信号状態を擬似的に観測することが可能になります。

プロトコルベース制御を可能にしたテスト用機器

レクロイがPeRT3を発表したことにより、物理層試験の手法を大幅に変えました。PeRT3は、物理層試験とプロトコル層試験の隙間を埋める機材です。これは従来の送信器テストや受信器テストのに新しい概念を導入し、よりインテリジェントに変えるものです。Phoenixは、PCIExpress Gen3の規格に適合するように開発した機材です。レクロイは、他の高速シリアル通信標準規格についても、これまで同様に、PeRT3とオシロスコープを連携して使えるソフトウェアの開発を通してサポートを続けてまいります。

Thunderbolt®の発展が進み、仕様が確定することにより、レクロイは製品のアップグレード、及び必要とされる新しい機能を通して、Thunderbolt®に適合したサポート致します。

会社概要

LeCroy Corporation は、シリアル・データ通信の解析分野において最先端の高度な測定・解析が行える計測機器を製造、販売しています。レクロイが提供する高性能のデジタル・オシロスコープ、シリアル・データ・アナライザ、プロトコル・アナライザは、コンピュータや半導体、データ・ストレージ機器、自動車や産業用機器、軍事産業、航空宇宙産業などの設計技術者に幅広く利用されています。LeCroy Corporationは45年間にわたり、革新的なテクノロジによって、特に波形解析において最高の評価を得てきました。高速信号の捕捉・計測・表示を行う波形解析は、今日の情報・通信テクノロジを促進するために必要不可欠となっており、LeCroy Corporationの持つ技術が大きく貢献できると確信しています。LeCroy Corporationはニューヨーク州チェストナットリッジに本社を置き、NASDAQに上場しています。詳細については、ウェブサイト(http://www.lecroy.com)をご参照ください。
なお、仕様は予告なしに変更されることがあります。

お問い合わせ

レクロイ・ジャパン株式会社
〒183-0006
東京都府中市緑町3-11-5
マーケティング・センター 塩田豊文
Tel: 042-402-9400(代表) Fax: 042-402-9586
Email: contact.jp@lecroy.com

 

 

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