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お知らせ

2012年5月18日

10Gbase-KRに対応した
コンプライアンス・テストパッケージを発売

10G base-KR

レクロイは、IEEE802.3ap規格のカッパー・バックプレーン・ベースの10ギガビット・イーサネットに対応するコンプライアンス・テストパッケージQPHY-10Gbase-KRを発売します。

QPHY-10Gbase-KRは、IEEE-802.3ap-2007に準拠し、規格で要求される送信器試験項目として、ジッタ分離によるパラメータ測定、立上り・立ち下がり時間測定、送信器イコライザレベルの測定を実行します。

【市場を取巻く環境】

最近のクラウド・コンピューティングや、多様なモバイル・ターミナルの普及やストリーミング・ビデオなど、かつてないほどに増大するネットワーク・トラフィックのバックボーンを支えるデータセンタの重要度は日々高まっています。

その中でも中核をなすサーバ・システムに対する要求も同時に高まっていますが、一方でコストに対する要求も厳しさを増しています。このような中で、カッパー・バックプレーン・ベースの10ギガビット・イーサネットに対する期待は高まり、一方でバックプレーンに接続される様々な機器間の接続性を維持する上で、コンプライアンス試験は欠かせないものになってきました。

【製品に対する要求】

レクロイは、広帯域リアルタイム・オシロスコープを市場に提供しており、アプリケーションに応じた様々なパッケージを提供しています。高速の10ギガビット・イーサネットの波形を観測するためには、広帯域のオシロスコープは必要不可欠であり、レクロイに対する期待はこの分野においても非常に高いものがあります。

レクロイは2011年10月に10Gb/sのイーサネット用デコーディング・パッケージを発売しており、市場からはコンプライアンス試験への対応を求める要望が寄せられていました。
このような背景から、今回発表したQPHY-10Gbase-KRの発売に至りました。

【製品の特徴】

IEEE802.3apで送信器に要求される項目は、ジッタ評価、送信イコライザ評価、及び遷移時間評価です。ジッタ評価は、ジッタを要素ごとに分離して測定します。レクロイは、ジッタ分離について既にシリアル・データ・アナライザ(SDA II)で実績があり、この分野でのリーディング・カンパニーです。
送信イコライザ評価は、オーバーシュートやデエンファシスのような波形形状の特定部分の測定をする必要がありますが、これらもSDAIIで実績のある試験方法です。

遷移時間の評価は、最も原始的な波形計測であり長年の実績に基づいた機能ということができます。一方でこの評価は、シグナル・インテグリティの観点から、使用するオシロスコープの帯域は信号速度に見合った帯域である必要があります。

レクロイは、QPHY-10Gbase-KRの動作するオシロスコープの帯域を16GHz以上と規定しています。

QualiPHYは、レクロイのオシロスコープと組合せて使用するソフトウェアで、複雑なコンプライアンス試験の設定を簡単に行い、自動でテストを実行しレポート作成機能も有しています。また、各測定値とその仕様制限値の比較、マージン・テストや本番テストに合わせて制限値の調整が可能なソフトウェアです。

【対応機種】

WaveMaster 816Zi-A またはシリアルデータ・アナライザ SDA816Zi-A
WaveMaster 820Zi-A またはシリアルデータ・アナライザ SDA820Zi-A
WaveMaster 825Zi-A またはシリアルデータ・アナライザ SDA825Zi-A

【オシロスコープのファームウェア】

6.8.0.3以上

【QualiPHYのバージョン】

6.8.0.2以上

【オーダーインフォメーション】

モデル名
QPHY-10Gbase-KR 10Gbase-KRコンプライアンス・テストパッケージ



QPHY-10Gbase-KR製品ページ

QPHY-10Gbase-KRデータシート(PDF)

【レクロイ・コーポレーションについて】

LeCroy Corporation は、シリアル・データ通信の解析分野において最先端の高度な測定・解析が行える計測機器を製造、販売しています。レクロイが提供する高性能のデジタル・オシロスコープ、シリアル・データ・アナライザ、プロトコル・アナライザは、コンピュータや半導体、データ・ストレージ機器、自動車や産業用機器、軍事産業、航空宇宙産業などの設計技術者に幅広く利用されています。LeCroy Corporationは48年間にわたり、革新的なテクノロジによって、特に波形解析において最高の評価を得てきました。高速信号の捕捉・計測・表示を行う波形解析は、今日の情報・通信テクノロジを促進するために必要不可欠となっており、LeCroy Corporationの持つ技術が大きく貢献できると確信しています。LeCroy Corporationはニューヨーク州チェストナットリッジに本社を置き、NASDAQに上場しています。詳細については、ウェブサイト(http://www.lecroy.com)をご参照ください。

なお、製品の仕様や発表内容は、予告なく変更されることがあります。

【この発表に関する問い合わせ先】

レクロイ・ジャパン株式会社
〒183-0006 東京都府中市緑町3-11-5
マーケティング・センター
Tel: 042-402-9400(代表) Fax: 042-402-9586
Email: contact.jp@lecroy.com
http://www.lecroy.com/japan

 

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