MIPI M-PHYプロトコルアナライザ
Eclipse X34

  •  
  •  
  •  

テレダイン・レクロイ製Eclipse MIPI M-PHYプロトコル・アナライザーは、4レーンまでのM-PHY GEAR1/2/3を開発するデベロッパーのための開発ツールです。
このプロトコル・アナライザーは昨年、PCI SIGによってリリースされたM-PCIe ECNを含む最初のPCIe 3.1仕様に対応しています。
M-PCIeは、高機能PCIe性能およびソフトウェア能力を低電力で動作するモバイル・デバイスにもたらす低電力M-PHY物理層とPCI Express(PCIe)プロトコル層を組み合わせている規格です。

USB-IFにより定義されたSSICは、M-PHY上で5Gbpsで動作するチップ間インタフェースでSSICもEclipse X34で解析が可能です。JEDECにより定義されたUFS(ユニバーサル・フラッシュ・ストレージ)プロトコルにも対応しています。

ページトップに戻る

Eclipse X34 MIPI M-PHYアナライザはTeledyne LeCroyがこれまで何年にも渡り開発してきた様々なシリアル・プロトコルアナライザのノウハウに基づいて設計されました。Eclipse X34は持ち運びに適したサイズで、M-PHYのデータトラフィックを表示、解析するための統合的なツールです。最大4レーンに対応し、1台当たり最大32GBの記録バッファを設定できます。2台を直列につなげば、最大64GBのバッファを持たせることもできます。

Eclipse X34はビットシグナリング、クロッキング方式、クロックレート(M-PHY Gear1-3)が異なる複数の伝送プロトコルを記録、表示、デコードし解析をすることができます。また、2種類のリファレンスクロック(レートA:19.2MHz/レート、B:26MHz)及び、8b/10bエンコーディングに対応することにより、複数プロトコルへの対応を可能にしています。

全てのPMWモード G0-G7がサポートされ、トレースビューに表示されます。アプリケーション表示は設定を様々に変更することができるのでデバッグの効率が向上します。高度な複数ステート・トリガを使用すれば発生しているプロトコルの問題を容易に発見できます。Eclipse X34は、他のTeledyne LeCroyのプロトコルアナライザ(USB、DDRなど)と、タイムスタンプの相関性を持たせて動作させることができます。これはDDRやほかのシリアルプロトコルとの相関性を解析するのに非常に役立ちます。

BitTracerオプション(raw(ロー)モード表示機能)は、ビットシンボル、バイナリ、10ビットデータなどを表示し、M-PHYのエレクトリカル・レベルでどんな問題が起こっているかを見つけることに役立つでしょう。加えて、階層表示、トラフィックサマリ、詳細なエラーサマリ、ユーザー独自のテストを可能にする強力なテストスクリプトなどの機能を使用すれば、入り組んだ問題を解決し、期限までに製品の開発、設計を終わらせることができるでしょう。

Eclipse X34には、SMA、マルチリード半田付けプローブ、M.2インターポーザ、専用ミッドバスプローブといった様々なプローブ方法が提供されます。M-PHYミッドバスは、PCI Express用の既存のミッドバスを元にTeledyne LeCroyが定義しました。エンジニアはこれらの新たなプローブ手法を選択できます。

Eclipse X34はホストPCとの接続にUSB2.0/3.0及び、10/100/1000MbpsのLANを使用できます。LANを使用すれば、エンジニアはEclipse X34をリモートで操作可能です。これを利用すればまた複数のエンジニアが時間別に1台をシェアすることも可能です。

Eclipse X34は、予算に応じて必要なライセンスのみを選択できます。1年間のハードウェア保証があります。現在のGear1-3に加えて、将来Gear4へのアップグレードが可能な設計になっています。Eclipse X34は軽量で、M-PCIe, Unipro/UFS, SSICなどのM-PHYインターフェースをサポートできるように設計されています。これらのインターフェースは順次リリースされます。最初にサポートされるのはM-PCIeです。M-PCIeはPCI ExpressのプロトコルレイヤとM-PHYの物理層が組み合わさったもので、高いパフォーマンスとソフトウェア機能、及び低消費電力を実現する素晴らしいインターフェースです。Eclipse X34はPCIe、RRAPプロトコルを解析し、HIBERN8, SLEEP, STALL, BURSTなどのM-PHYステートを表示します。また、全てのパワーモード遷移を記録、表示します。

主な特長

  • エラーをすぐに検出
    • ワンボタンでエラーを検出
    • トラフィックを表示するまでの時間が短い
    • 大容量トレースメモリ
    • 強力なトリガ/フィルタ
  • トラフィックの表示と理解
    • 様々な有益な情報を表示
    • 多様なデータ表示方法
    • 多様なデータ解析機能
    • Raw(ロー)モード表示機能オプション
  • 正確なデータキャプチャ
    • 小型筐体(1.36Kg)でも取りこぼしなく記録
    • Gear1-3(高速、Rate A/B)、G0-7(低速)を完全サポート
    • 最大4レーンまで対応(Eclipse X34を2台連結すれば8レーンに対応)
    • 標準4GB、最大で32GBのトレースメモリ(2台連結時は最大64GB)
  • プロービング
    • SMAコネクタ
    • マルチリード半田付けプローブ
    • 専用ミッドバスプローブ
    • M.2インターポーザ

ページトップに戻る

ホストPC要求仕様
*最新スペックのPCの使用を推奨いたします
OS:Windows 8, Windows Server 2012, Windows 7, Windows Server 2008R2
2GB RAM, 記憶領域200MB以上
USB 2.0/3.0もしくは100/1000 BASE-Tイーサネット
レコーディングメモリサイズ 32GB(最大) *標準4GB
対応データレート GEAR1, GEAR2, GEAR3(ハイスピード)
G0〜G7(ロースピード)
フロントパネルLED パワー、ステータス、トリガー、データレートLED(GEAR1, GEAR2, GEAR3、アップストリーム/ダウンストリーム)、レーンLED(0, 1, 2, 3 アップストリーム/ダウンストリーム)
フロントパネルコネクタ iPass x4ポート(アップストリーム/ダウンストリーム)、SMAリファレンスクロック(アップストリーム/ダウンストリーム)、SMAコネクタ(外部トリガ用)
リアパネルコネクタ エクスパンションポート(Eclopse X34カスケード接続用)、Sync/Dataポート、100/1000BASE-Tイーサネットポート(ホストPC接続用)、USB 3.0(ホストPC接続用)、DV 12V電源、電源スイッチ
寸法(W x H x D) 215 x 43 x 305 mm
重量 1.4 Kg
必要電源 100-240 VAC, 50-60 Hz, 230W
動作環境 動作時温度:0〜55℃
非動作時温度:-20〜80℃
湿度:10〜90%(結露なきこと)

 

ページトップに戻る