SATA 6Gプロトコル解析システム
Sierra M6-2

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Sierra プロトコル解析システムはプロトコル解析システムのトップメーカーであるTeledyne LeCroy Corporation が提供するSATA プロトコルテスト解析システムです。Sierra M6-2 は最大2ポート対応のSierra シリーズにおけるミドルシップモデルです。Serial-ATA (SATA3.0)において、本体プラットフォームとソフトウェアライセンスの組み合わせにより、ユーザーの必要な機能を構成し、柔軟なテスト環境を構築することが可能です。Sierra M6-2は、一つのプラットフォームにプロトコルアナライザ、エミュレータ、エラーインジェクタの各機能を組み込むことができ、用途や予算に応じて自由に構成を変更することができます。また、SAS機能対応への拡張オプションもご用意しております。

Sierra M6-2 プラットフォーム (ハードウェア本体) 2/4/8GB レコーディングメモリ仕様
SATA プロトコルアナライザ機能 (ソフトウエアライセンス) 1/2 ポート(リンク)
SATA ホストエミュレータ機能 (ソフトウエアライセンス) 1/2 ポート(リンク)
SATA デバイスエミュレータ機能 (ソフトウエアライセンス) 1/2 ポート(リンク)
SATA ホスト/デバイスエミュレータ(バンドル)機能 (ソフトウエアライセンス) 1 ポート(リンク)
SATA ホストジェネレータ機能 (ソフトウエアライセンス)
 *ジェネレータの使用にはエミュレータ機能が必要です
1/2 ポート(リンク)
SATA エラーインジェクタ (ソフトウエアライセンス) 1/2 ポート(リンク)

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Sierra M6-2 は、SATA 6Gbps のデータレートにおいて正確なデータキャプチャと、高精度なデータトラフィック解析を提供します。 Sierra M6-2 は1つのプラットフォームの中でプロトコルアナライザ、エミュレータとエラーインジェクション(Jammer)の機能を全て実装することができます。 ユーザーはプラットフォームと必要な機能のソフトウェアライセンスを自由に組み合わせて購入できます。 もちろん、購入後に必要な機能のソフトウェアライセンスを追加し、拡張可能です。 

ネイティブPHYの採用とわかりやすいユーザーインターフェース

Sierra M6-2プロトコル・テストシステムは6Gbps ネイティブPHY を搭載したプラットフォームを採用、洗練されたソフトウェアとの組み合わせで構成されユーザーの開発時間の短縮とデバッグ効率の向上を強力にサポートします。 Sierra M6-2プロトコル・テストシステムは多くの開発者に採用された「STX シリーズ」ソフトウェアの利点を活かし、さらに使いやすいユーザーインターフェースと機能の向上を実現しました。 構成図

柔軟なシステム設計と高い拡張性

Sierra M6-2プラットフォームのフロントパネルにはリンクスピード、プロトコルエラー検出、リンク検出、OOB などの状態表示LED を搭載。 また液晶ディスプレイにはシステムIP アドレスやシステムステータスが表示されます。 Sierra M6-2はUSB2.0もしくはGbEthernet により制御用PC と接続します。 これにより非常に簡便にシステムの制御を行うことができ、またトレースデータの高速アップロードが可能になります。 Sierra M6-2リアパネルには拡張ポートが組み込まれており、DUT(Device Under Test)にDC 電源供給を行ったり、複数台のSierra システムをカスケード接続したり、他のプロトコルアナライザ(例えばUSB3.0,PCI Express,DDR4など)と接続を可能にする拡張性(CrossSyncTM機能)を持っています。 CrossSyncTM機能を使用することで異なるプロトコル間でトレースデータを同期させ、トリガをやり取りすることが可能です。

  • 機能をライセンスで追加可能
    -アナライザ
    -エミュレータ
    -エラーインジェクタ(Jammer)
  • 最大2つのポートに3つのいずれかの機能を設定
  • カスケード接続による機能の移行が可能

高速なロックアップタイム

Sierra M6-2は6Gbps におけるネイティブPHY を搭載しており、ロックアップタイムの向上がなされています。 これにより精密なパワーマネジメントを行うシステムにおいても高速なリンク形成に追従することが可能です。

Native PHYCurrent Implementation
Worst Case Lock Time< 200ns> 65us
Response Latency9 DWORDS = 60ns15 DWORDS = 100ns

多機能でわかりやすい解析ソフトウェア

Sierra M6-2の解析機能は無償で提供される専用のアプリケーションソフトウェアにより制御します。 トラフィック解析において、高機能なフィルタ機能、Spread Sheet View やPacket View を始めとする様々な角度からのデコード表示、パフォーマンスアナライザといった多角的な解析機能を持ち、大容量データの解析、詳細なエラー分析を行うことが可能です。 トラフィックデータはSATA コマンド、リンクレイヤからアプリケーションレイヤまで目的に応じて多様に切り替え、表示をすることができます。 例えばColumn View はSOF からEOF まで、プリミティブとフレーム構成を解析表示します。 各View は互いに連動しており、プリミティブレベルからコマンドレベルまで、双方向に目的のデータを探し出すことができます。 また、膨大なトラフィックの中から目的とする情報を素早く検索することのできる優れた検索機能を持っています。

ピンポイント・トリガとフィルタ機能

Sierra M6-2 の強力なトリガ機能は24レベルのステート・シーケンサー、4つの独立したタイマー、多数のカウンターを備え、補足したい事象を的確に捉えることができます。 また、強力なフィルタ機能により不要なデータをフィルタアウトできます。 トリガの前後でフィルターすべき情報を個別に設定でき、また、ポートごとに個別にトリガを設定することもできます。

スピーディーな検索機能

キャプチャしたトレースデータの中には膨大な量のコマンド、フレーム、プリミティブ情報が含まれます。 Sierra M6-2は膨大な情報の中から、そのトレースデータに含まれない情報を自動的に検索項目から除外することで高速な検索を実現します(ZeroTime サーチ)。 またトラフィックサマリー表示はトレースデータに含まれる情報を個別に統計表示し該当の情報へ簡単にアクセスすることができます。

パフォーマンス・アナライザ

Sierra M6-2はデータトラフィックやエラーをリアルタイムで計測しグラフ表示します。 バスの占有率などのパフォーマンス情報を解析でき、収集した情報はレポートとして出力できます。

エミュレータ機能

Sierra M6-2のエミュレータ機能は擬似的にSATA ホストもしくはデバイスのふるまいをさせることができます。 プルダウンメニューからコマンド、フレーム、プリミティブなどのSATA イベントを選択、さらにコマンドステータスで条件分岐も容易に設定でき、簡単にエミュレートシナリオを作成できます。 発生させるイベントにはエラーも含まれており、これらの機能を使用することで開発中の製品のエラーハンドリングなどを試験できます。

エラーインジェクタ(Jammer)

エラーインジェクタは実システムの中に組み込んでトラフィックに干渉する機能です。 エラーインジェクタは、バスをモニターしながら、条件付けしたトラフィックがきたらエラーを付加します。 お客様のシステム環境にエラーを注入することで、エラーからの回復能力のテストや、リンクが切断されたときのテスト、製品が市場に導入された後に発生したエラーを再現し、同じ環境での試験を行うことができます。 発生させることのできるエラーはdwords の変更、リンクの切断などで、予め作成したシナリオに沿ってそれらの事象を発生させます。 エラーインジェクタ機能はシステム出荷前の最終テストや、システムインテグレーションサイクルでのデバッグに特に有用です。 SAS/SATA3.0のソフトウェアテストスイート(Infusion)のテストシナリオも使用することができます。

SATA コンプライアンステスト

Sierra M6-2システムはSATA 通信規格に準拠するコンプライアンステストをサポートします。 SATA コンプライアンステストスイートを使うことによって接続性・互換性の試験を行うことができます。 コンプライアンステストは、テスト項目を選び実行ボタンを押すだけで簡単に試験を行うことができます。 テスト結果はPass/Fail で表示され、結果レポートも出力されます。 テストと同時にトラフィックデータの記録も行うため、もしFail の項目があれば該当のトラフィックデータにすぐにアクセスし解析を行うことができます。

*SATA コンプライアンステストの実行にはエミュレータ機能が必要です
*Sierra システムを使用したMOI がSATA-IO により承認されています

CrossSync

Teledyne LeCroy のプロトコルアナライザは異なるプロトコルを統一制御するコントローラを提供します(CrossSyncTM機能)。CrossSyncTM機能に対応したプロトコルアナライザを接続し、異なるプロトコル間でのトレースファイルの同期、トリガのやり取り(クロストリガ)を行うことが可能で変換チップやサーバーシステム等の設計評価に威力を発揮します。
対応プロトコル例:USB3.0 / SAS / SATA / FibreChannel / PCI Express / DDR4

 

 

 

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制御PC スペック 対応OS:Windows XP, Vista, 7, 8, Windows Server 2003, Server 2008R2, Server 2012
USB2.0もしくは GbEthernetポート1つ
メモリ2GB 以上、CPU 2GHz 以上(Core2 Duo 以上推奨)
レコーディングメモリ 8GB or 4GB or 2GB
対応プロトコル・転送速度 SATA 3.0 (6Gb/s,3Gb/s,1.5Gb/s)
搭載コネクタ SATA
ポート数 2ポート (最大)
最大カスケード接続数 8台 (16ポート)
制御PC との接続 USB2.0 もしくはGbEthernet
フロントパネルコネクタ SATA,外部入出力トリガ, 外部信号用コネクタ,USB2.0コネクタ, GbEthernet コネクタ,クロックIn/Outコネクタ
フロントパネル 5 LED(トリガ,スピード,OOB/Act 時,システムステータス,電源スイッチ)
リアパネル AC電源コネクタ,カスケード接続用In/Out コネクタ (オプション)
サイズ 298(横)×51(縦)×305(奥行き)
本体重量 2.45Kg
消費電力 100-200 V AC, 50-60 Hz, 最大消費電力125 W

 

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