光ディスク・ドライブ解析 AORM

CD/DVDチャンネル信号処理のリアルタイム解析

パラメータ・ビュー(ヒストグラム、トレンド、XY)

ハードウェア設計者ならばすぐに分かるように、通常、測定結果を即座に分析することを可能にするには、測定データを要約して表形式に編集する必要があります。

AORMの機能は、次のデジタル・オシロスコープテクノロジーによってさらに強化されます。

  • ロング・メモリ・レコード
  • マルチズーム
  • SMART Trigger(パルス間隔とパルス幅)
  • パラメータ統計
  • 信号処理ビュー(ヒストグラム/トレンド/XYトレンド)

XYプロットでは、2つのパラメータのトレンド間のX-Y関係(この例では、ptopとpwid間の関係)が表示されます


表示オプション

  • パラメータ ─ ソースの波形がカスタム・パラメータとともに表示されます。
  • nT Table ─ ソースの波形がnT Table表示とともに表示されます。
  • ヒストグラム ─ 選択したパラメータの頻度分布が表示されます。
  • トレンド ─ 選択したパラメータのトレンド(時系列変動グラフ)が表示されます。
  • XYプロット ─ 選択した測定値のトレンドと、t@pitまたはpwidのトレンドとの関係がプロットされます。

ユーザが定義するヒストグラム・ビンには、個々の母集団におけるpwidパラメータの分布が表示されます。


 
ISIの特性評価

エッジシフト・パラメータ測定とピット/スペース・ペアを使用したISIの特性評価は、約10年前にORMが導入されるまでは、時間のかかる退屈な作業でした。AORMは、長期間にわたり光ディスク記録ソフトウェアの標準と認められているORMのすべての機能を、X-Streamオシロスコープにもたらしました。


 
パラメータ定義の一覧

タイミング解析パラメータ:
deltap2c クロックを基準とするデータ・エッジシフト
deltap2cs deltap2cの標準偏差
edgsh ピット幅またはスペース幅の理論値からの乖離
period クロックの各サイクルの周期
pnum ピット/スペース・ペアの個数
pwid ピット/スペース・ペアの個数
t@pit ピットまたはスペースのトリガからの遅延
timj edgshの標準偏差
振幅解析パラメータ:
paa RF信号の平均振幅
pasym RF信号の非対称性
pbase ピットまたはスペースの基数
pmax ピットまたはスペースの最大値
pmidl ピットまたはスペースの中央電圧
pmin ピットまたはスペースの最小値
pmoda RF信号の変調
pres RF信号の分解能
ptop ピットまたはスペースのピーク
  • 正確かつ詳細な特性評価ツール
  • CDとDVDのチャンネル・エミュレーション
  • ブルーレーザーの生波形の観測
  • パラメータ・ビュー(ヒストグラム、トレンド、XY)
  • 表示オプション
  • ISIの特性評価
  • パラメータ定義の一覧

<<戻る |1|2| 次へ>>

 

 

ページトップに戻る