ディスク・ドライブ解析ソフト「DDM2」├─ローカルパラメータ ディスク・ドライブ解析ソフトDDM2はIDEMA規格パラメータ、非線形トランジション・シフト、自己相関等の計測可能なディスク・スタンド・パラメータのソフトウエアです。DDAシリーズには、DDM2の機能が標準機能として既に搭載されています。
ローカル・パラメータローカル・パラメータは、ロングメモリを利用して取り込んだ長時間信号の各周期毎のパラメータ値を計測し、変動解析を一気に行えるユニークなパラメータです。このローカル・パラメータを利用すると、非常に詳細で強力な解析を行うことができます。
ハード・ディスクの解析方法としてIDEMAが標準化した専用パラメータを装備しており、簡単にIDEMA標準の測定ができます。また、MRヘッドやGMRヘッドの評価に重要で不可欠な、電圧軸/時間軸での非対称性の測定をサポートしています。 |
パラメータ |
内 容 |
aasym | taa+ と taa- との非対称振幅 |
p@lv | 捕捉波形のサイクル周期、パラメータ・メニューでは |
|
Jitter(ジッタ)と表記 |
nbph | 離散的フーリエ変換(DFT)した波形のナロー・バンド位相 |
nbpw | 離散的フーリエ変換(DFT)した波形のナロー・バンド出力 |
owrt | 上書き |
pw50 | ベースラインから50%の高さにおけるピークと谷のパルス幅 |
pw50+ | ベースラインから50%の高さにおけるピークのパルス幅 |
pw50- | ベースラインから50%の高さにおける谷のパルス幅 |
res | 分解能 |
taa | トラック平均振幅 |
taa+ | ベースラインより上のピークに関するトラック平均振幅 |
taa | ベースラインより下のピークに関するトラック平均振幅 |
IDEMA規格評価 taa, pw50
捕捉した全てのセクタ(または特定したセクタ)に対する測定が行えます。全体波形(上段)と拡大波形(下段)のそれぞれのtaa,pw50の値が、グリッドの下に表示されています。
パラメータtaa, taa+, taa-, pw50, pw50+, pw50-,ベースラインおよびベースライン・セパレーションの定義
パラメータltbe, ltpt, lttp, lttの定義
DDAシリーズの機能
├─DDAシリーズの主な仕様
├─不良解析の方法
├─超ロングメモリを使用して複数箇所を拡大
├─ビタビ入力サンプル(VIS)・ヒストグラム
├─SAMヒストグラム
└─SAMプロット
ディスク・ドライブ解析ソフト「DDM2」
├─ローカルパラメータ
├─IDEMA標準パラメータ
├─非線形トランジションシフトと自己相関S/N比
└─アシンメトリ測定
関連資料:
LeCroy Resources | ||
DDAカタログ
(DDA5005A/3000, DDM2, Serial ATA) ディスク・ドライブ・アナライザ |
PDF File 1MB | |
レクロイ・デジタル・オシロスコープ性能比較表 | PDF File 10K | |
ソフトウエア・オプション機能早見表 | PDF File 75K | |
X-Streamオシロスコープご使用手引き(逆引きマニュアル)Ver.4.2.5 | PDF File 1.7MB |