ニュース

 2022年7月6日

 

テレダイン・レクロイ、 業界初のPCIe® 整合性および
データ暗号化(IDE)プロトコル・テストソリューション発売

〜Summit (TM) プロトコル・アナライザとエキササイザが、
PCI Express ®セキュリティプロトコルの検証方法を牽引〜

シリアルデータテストソリューションの世界的リーダーであるテレダイン・レクロイ(東京都府中市、代表取締役 原 直)は、2022年6月21〜22日にカリフォルニア州サンタクララで開催されたPCI Special Interest Group (PCI-SIG) Developers Conference 2022において、弊社のPCI Expressプロトコル解析製品 Summit(サミット)シリーズを使用してPCI Express(PCIe)バス上の整合性およびデータ暗号化(IDE; Integrity and Data Encryption)セキュリティプロトコルをテストするための、新しいプロトコル・アナライザおよびエキササイザを展示・公開しました。

データの整合性と機密性は、安全なコンピューティング環境にとって重要であり、エンドユーザーからデータセンターに至るまでのすべてをカバーする安全な「エッジツーコア」インフラストラクチャは、悪意のある攻撃者からの保全にとって最も重要です。 PCIeテクノロジーは情報の高速な流れに必要不可欠であり、PCI-SIGは、PCI Express仕様にIDE機能を導入することで、安全なデータ転送の重要性が担保できると確信しています。

テレダイン・レクロイのプロトコル・テストソリューションは、これまでの18年間、一貫してPCIe開発の最前線にあり、PCIe IDEプロトコルの開発の主要な当事者として、現在もリーダーシップの地位を維持しています。今回発表されたソリューションも、Summitシリーズに対して、暗号化されたデータ転送を使用する安全なリンクを作成する機能や、そのメカニズムを検証するための完全な解析機能を追加・提供しています。

Summit PCIeアナライザは、IDEパケット、暗号化/復号化されたペイロード、およびプロトコルエラーのグラフィック表示を提供して、設計の早い段階から仕様への準拠を保証し、セキュリティ攻撃を識別して阻止する手段を提供できるようになりました。新しいIDEサポート機能は、得られるトラフィックから、リアルタイム統計、プロトコルトラフィックの概要、詳細なエラーレポート、強力なスクリプト、およびユーザー定義のテストレポートを作成する機能が、すでに業界標準となった階層ビュー(CATCトレース)に追加され、これにより開発者は複雑な問題のトラブルシューティングを行うことができ、プロジェクトを時間どおりに完了するために役立ちます。テレダイン・レクロイのすべてのPCIe仕様プロトコル解析ツールで利用できるデコードおよび解析機能の豊富なライブラリはテレダイン・レクロイシステムのユーザーに高く評価されています。

Summitプロトコル・アナライザおよびエキササイザのPCIe IDE解析およびトラフィック生成ライセンスについては、下記プロトコル・ソリューション・グループの担当者までお問い合わせください。

Teledyne LeCroy Inc.について 

ニューヨーク州チェストナットリッジに本社を置く、Teledyne LeCroy Inc. (テレダイン・レクロイ) は、性能検証、コンプライアンス試験、複雑な電子システムのデバッグを迅速かつ徹底的に行うための先進的なオシロスコープ、プロトコル・アナライザ、その他のテスト機器を製造・販売するリーディングカンパニーです。1964年の創業以来、当社は「Time-to-Insight」を向上させる革新的な製品に強力なツールを組み込むことに注力してきました。解析結果を得るまでの時間を短縮することで、ユーザーは複雑な電子システムの欠陥を迅速に発見して修正することができ、様々なアプリケーションや製品の市場投入までの時間を劇的に短縮することができます。詳細は、( https://teledynelecroy.com )をご覧ください。

※)本リリースはテレダイン・レクロイ米国本社リリースの抄訳です。
※)製品の仕様や発表内容は、予告なく変更されることがあります。
※)業界初: 6月14日(米国時間)時点での当社調べ
© 2022 by Teledyne LeCroy.All rights reserved.

本プレスリリース・本製品に関する問合せ先

テレダイン・ジャパン株式会社
プロトコル・ソリューション・グループ 塩田 豊文
〒183-0006 東京都府中市緑町3-11-5
Tel: 042-402-9402    Fax: 042-402-9586
Email: [email protected]

 

ニュース一覧へもどる

ページトップへ