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お知らせ

2006年6月20日


WiMedia Ultra-Wideband (UWB)物理層コンプライアンス・テスト・ソリューション「MB-OFDM UWB」ソフトウエア
ベータ版リリースのお知らせ

レクロイ・ジャパン株式会社(本社:東京都渋谷区笹塚、代表取締役社長:北山基樹)は、WiMedia Ultra-Wideband (UWB)物理層コンプライアンス・テスト・ソリューションのベータ版 MB-OFDM UWBをリリースしました。これは、2006年3月に開始したベータ版プログラム、SDA-SAS、SDA-8B10B、SDA-FBDIMM、WE-TDRのリリースに続くものです。このソフトウェア・ソリューションは、Certified Wireless USB規格に準拠したUWB(WiMedia Ultra-wideband)無線プラットフォームの解析に使用します。

MB-OFDM UWB(Multi Band – Orthogonal Frequency Division Multiplexing Ultra Wide Band)ソフトウエアは、レクロイのデジタル・オシロスコープWaveMasterシリーズおよびSDAシリーズ/SDA DBIシリーズシリアル・データ・アナライザ(アナログ帯域幅 6GHz以上)で動作し、2006年8月15日までにリリース予定の完全製品版に先駆けて、お申し込みのお客様にはベータ版の利用が可能となります。(WaveMasterまたはSDAをお持ちでないお客様には、デモ機をお貸し出しします)

設計および検証担当エンジニアは、MB-OFDM UWBコンプライアンス・テスト・ソフトウェアを使用してWi-Media WUSB物理層を詳細に確認し、電気的仕様に適合しているかどうかを検証することができます。

MB-OFDM UWBは、WaveMaster/SDAシリアル・データ・アナライザのファームウェアに高度に統合化されて動作する唯一のソフトウエア・ソリューションであり、外部アプリケーションを実行する必要がありません。この独自の機能により、エンジニアは検証および大量生産テストを行うのに不可欠な最高の測定処理性能を手に入れることができます。

MB-OFDM UWBは、WiMedia Allianceで策定中のWiMedia PHY Compliance and Interoperability Test Specificationへの適合に必要なテストが行えるように設計されています。MB-OFDM UWBでは、電力スペクトル密度(PSD)、隣接チャネル漏洩電力比(ACPR)、コンスタレーション表示、変調精度(EVM)を含む測定が行えます。独自の表示により、I信号とQ信号成分の時間的変化を表示し、EVMの低下原因となる時間軸現象との相関関係を効率的に分析することが可能です。さらに、このレクロイのソリューションでは、選択したシンボルや副搬送波で各種の表示や測定が行えます。SDA-UWBの柔軟な設計により、古いアダプタのニーズが変わったときや、この新しい通信規格が成熟したときなど、将来の機能アップグレードが可能です。

RF信号帯域幅の要件に基づく最小システム構成(推奨):

(オシロスコープ・ファームウェアversion 4.9.0 UWBベータ版)


■「MB-OFDM UWB」ベータ版ソフトウエア申し込み方法:

  1. 既にレクロイのWaveMasterもしくはSDAシリアル・データ・アナライザ(アナログ帯域幅 6GHz以上)をお持ちのお客様:
    下記のサイトよりお申し込みください。
    http://www.lecroy.com/betaprogram/
     

  2. レクロイのWaveMasterもしくはSDAシリアル・データ・アナライザ(アナログ帯域幅 6GHz以上)をお持ちでないお客様:
    「MB-OFDM UWBベータ版希望」と書いて、会社名、部署名、氏名、電話番号を添えて、電子メールにて下記までお申し込みください。ベータ版ソフトウエアをインストールしたデモ機をお貸し出しいたします。
    [email protected]

MB-OFDM UWBコンプライアンス・テスト・ソフトウエアデータシート(PDF)


【お問い合わせ】
レクロイ・ジャパン株式会社
〒151-0073 東京都渋谷区笹塚2-1-6
プロダクト・マーケティング(担当:辻)
Tel: 03-3376-9400(代表) Fax: 03-3376-9587
Email: [email protected]
http://www.lecroy.com/japan


 

 

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