Digital Scopes

SDA-8B10B

8B/10Bプロトコル・デコーディング・パッケージ


  • シリアル・データ信号波形の上に8B/10Bデコード結果表示
  • PCI Express、SATA、SAS、XAUI等の規格のプリミティブ・レベルまでデコード
  • プロトコル情報のカラー・コード化表示
  • デコードされたプロトコル情報のファイル出力
  • 複数チャンネル同時デコーディング
  • 6.25Gbpsまでのシリアル・データ信号に適用可能
  • 2.7Gbpsまでのリアルタイム・シリアル・パターン・トリガ機能
  • オシロスコープ解析機能との連携

PCI Expressの4レーンの信号を同時にデコードした例

シンボル・サーチ画面

 

シリアル・データ波形をプロトコル情報にデコード表示

レクロイのSDA-8B10Bプロトコル・デコーディング・パッケージは、シリアル・データ信号をデコードし、物理層波形とその波形に対応したプロトコル情報を同一画面上に表示することが出来ます。強力なサーチ機能を用いて捕捉した信号波形から、特定のシンボル列を任意に選んで探し出すことが出来ます。サーチ機能を使って探し出したシンボル列は、自動的に拡大波形として表示され、その波形の詳細を容易に確認できます。

複数チャンネルの同時解析

例えばPCI Expessのようなシリアル・インタフェース規格では、複数のレーンを用いてデータの転送が行われます。レクロイのSDA-8B10Bでは、最大4つの信号まで同時にデコーディング/表示ができるため、マルチ・レーン信号解析が容易に行えます。
SDA-8B10BをSDA11000のような広帯域のオシロスコープに搭載すれば、SATA Gen2(3Gb/s)、PCI Express Gen2(5Gb/S)、SAS6Gb/sなどの超高速シリアル・データにも対応ができます。
 

プロトコル・アナライザとの相関

プロトコル・アナリシスをデコーディング・ツールと一緒に使うことでプトロコル情報と波形の相関を詳細に見ることが出来ます。レクロイのプロトコル・アナライザは、オシロスコープに対してトリガ信号を出力することが出来ます。

オシロスコープ機能の連携

特定されたパケットに対しては、レクロイのオシロスコープが持つジッタ解析機能などの優れた機能を使って詳細な解析を行えるので、面倒なデバッグも容易に行うことが出来ます。

仕様

デコーディング・レベル 最大4信号までプリミティブ・レベル
メモリ長 チャンネル毎、最長50Mポイント
ASCII表示
ファイル出力
ハードウエア・シリアル・トリガ 2.7Gb/sまで対応(SDA6000A)
トリガ・パターン長 32ビット(SDA6000Aハードウエア)、
プロトコル・アナライザのトリガ機能を用いた場合は事実上無限大
オシロスコープ機能との連携 全てのパラメータ計測と波形解析機能が
利用可

 

対応機種:

モデル名

帯域

最高サンプリング
速度

最大メモリ長

SDA DBIシリーズ 9〜18GHz 20〜60GS/s 8〜24Mポイント
SDAシリーズ 3〜11GHz 10〜20GS/s 100Mポイント
WaveMasterシリーズ 3〜6GHz 10〜20GS/s 100Mポイント
DDA5005A 5GHz 10〜20GS/s 50Mポイント
 
関連資料
SDA-8B10B
8B/10Bプロトコル・デコーディング・パッケージ

(2006年4月発行 LJDN-FL-GE-0262-0001)
500K