主な特徴
- 150 MHz帯域幅
- コモンモード電圧定格(光アイソレーション)35kV
- 優れたノイズ除去
- 140dB CMRR
- 低ループインダクタンス
- 低減衰比
- DUT負荷の低減により従来型高圧差動プローブに比べて良好なパルス応答
- 豊富な先端アクセサリ(±1V〜±40V)
- オシロスコープのフローティング測定は不要
- ProBus搭載のテレダイン・レクロイ製オシロスコープに対応
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アッパーサイド・ゲート・ドライブ信号計測
アッパーサイド・ゲート・ドライブ信号は負荷効果、歪み、原因不明のリンギング、オーバーシュートおよび過渡応答なしに忠実に再現され、ゲート・ドライブ信号のミラー効果も明確に見ることができます。従来型高圧差動プローブでは全てCGEまたはCGS に対して並列に高い先端容量をもち、または低いゲート・ドライブ・インピーダンスに対して直列に大きなループ・インダクタンスをもっています。これによりゲート・ドライブ信号に対して負荷となり信号に干渉してしまうか、最悪の場合、回路の誤動作を引き起こします。HVFOはそれら従来型プローブに比べはるかに優れた測定が可能です。
フローティング制御もしくはセンサー信号計測
HVFOは、高インピーダンス入力リードを介して低電圧センサー出力を計測することができます。被測定デバイス(DUT)に対する全負荷は非常に小さなものとなっています。さらに、低いリード・ループ・インダクタンス、100dBを超える CMRR、および低減衰比により秀逸な信号忠実度とノイズ除去を提供します。
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EMC、EFT、ESD、RFイミュニティ・テストおよびシステム最適化
高電圧にフローティングした、あるいはEMC妨害信号にさらされたACおよびDCセンサー信号を、高い信号忠実度かつ、回路内や制御動作に対応し正しく捕捉をすることができます。
最良の光アイソレーション
プローブ先端とオシロスコープ入力の間の光アイソレーションは、DUTに対して悪影響を及ぼす負荷を低減し、忠実なパルス応答を提供することで計測の信頼性を向上します。危険な高電圧レベルに対する安全性を保証し、安全ではないオシロスコープのフローティング測定を避けることができます。
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優れたノイズ除去
高いCMRR (>100 dB) により、回路外に高dV/dtまたはdA/dtのイベントが存在してもより正確な計測信号を反映することができます。テストリードはループインダクタンスを制限して最適化されており、放射信号の混入を抑えます。先端減衰器は広い信号振幅範囲に対応して最適化されています。
コンパクト、シンプル、低価格
HVFO103は狭いスペースにも十分フィットできるほど小型でありながら、必要かつ充分な性能を備えています。そして厳しい設備予算にも充分収まるお手頃な価格となっています。単一レーザーと光ファイバー・ケーブルが光アイソレーションおよび変調された信号+データ通信に用いられ、複数の先端アクセサリにより異なる動作電圧に対応します。
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