Logic Analysis
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レクロイ社製X-Streamデジタル・オシロスコープのウィンドウズ環境をいかし、ロジック・アナライザ機能をオシロスコープ本体に追加することが可能になります。ロジック・スコープ・プローブは、オシロスコープのUSBポートに接続することにより、36チャンネルのタイミング波形を取り込むことができる、コンパクトなロジック・アナライザです。 オシロスコープのアナログ波形とロジック波形を同じ画面上に表示、拡大することが自在にでき、しかも、両波形のタイミングを自動でアライメントが可能なので、ロジック不良の原因となる信号のアナログ的な振る舞い(グリッチ、グランドバウンス、ノイズ、反射など)の検証や解析を、より効率よく行なうことができます。また、36チャンネルで設定したパターンを使い、最大8パターンまでのシーケンスでトリガをかけるなどの複雑なトリガ設定が可能であるため、確実にイベントを捉えることが出来ます。 さらに、単独でも36チャンネル、500MHzのロジック・アナライザとしても機能し、I2Cバス解析もサポートされているので、幅広い用途でお使いいただけます。 〈機能紹介例〉 |
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例1:DSO波形とロジック波形の表示 |
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DSOで捕捉したアナログ4波形(下側)と、ロジック・アナライザで捕捉したデジタル4波形の、同時表示の例です。多チャンネル時は画面を上下にスクロールして各チャンネルを表示することができます。 | ||||||
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例2:48メガワード波形のタイムアウト後の拡大表示 |
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48メガワードのアナログ2波形とデジタル波形を、タイム・アライメント機能でエッジの位置合わせをした表示です。ロング・メモリのアナログ波形も時間軸で自由に拡大して表示することができます。 | ||||||
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例3:DSOで捕捉した8トレースとロジック波形の表示 |
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DSOで捕捉したアナログ8波形(下側)と、ロジック・アナライザで捕捉したデジタル4波形(上側)の、同時表示の例です。 | ||||||
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例4:ロジック・トリガの設定メニュー |
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32ビットのロジックステートでトリガをかけることはもちろん、異なる8つまでのロジックパターンのシーケンスを自由に組み合せることができます。また各パターン間の時間を任意に設定できるので、特定のイベントを確実に捉えることもできます。 |
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例5:ロジック・アナライザの設定メニュー |
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オシロスコープのチャンネル波形取り込みの設定メニューです。最大で8トレース(C1〜4、F1〜4)をロジック・アナライザのウィンドウに取り込んで表示することができます。また、アナログ波形とロジック波形のタイミングを、自動的に合わせる機能を設定できます。 |
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例6:ロジック・アナライザとDSOのウィンドウを同時に表示 |
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ウィンドウズのメリットを活かして、オシロスコープとロジック・アナライザの二つのウィンドウを、同時にサイズをかえて表示することができます。両者の設定の変更も素早くウィンドウを切り替えることで、ストレスを感じません。 |
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