Digital Scopes

WaveMaster トップページへ

X-STREAMテクノロジの特徴

X-STREAM

[X-STREAM]
高度な波形解析「WaveShape Analysis」を支える革新的技術で、デジタル・オシロスコープに特化された高速信号処理ハードウェア・アーキテクチャの総称。

信号が速く複雑になるに従い、デジタル・オシロスコープはより複雑な解析能力を持つ必要に迫られています。エンジニアは今まで以上に高速な信号の特徴を的確に把握し、発見が困難な問題を解決することに追われています。ここで求められるものこそ、レクロイが「WaveShape Analysis」と呼んでいるものです。「X-STREAM」テクノロジ搭載のWaveMasterシリーズを使えば、複雑な信号からいとも簡単に情報を引き出すことができるのです。WaveMasterシリーズを操作するエンジニアは指一本で強力な演算を実行できます。そこで得たデータはデジタル・オシロスコープを含め、計測器では前例のない「Streamingモード」で高速転送され、あらゆるタイプの計測をより高速に実行し、新しい次元の解析を可能にしました。「X-STREAM」テクノロジは、今まさに次世代の高速回路に取り組んでいるエンジニアのために開発されたのです。

アンプ
高速で複雑な信号を高い再現性で精度良く取り込むためにSiGe技術を採用し、6GHzのアナログ帯域を得ました。

トリガ
アンプの広帯域を十分に生かすために、トリガ回路もSiGe技術を採用し、6GHzの帯域を確保しました。

ソフトウェア
「COM」ベースのソフトウェアを採用しました。これにより、ソフトの開発期間を大幅に短縮できますので、将来のユーザの要求にも迅速にお応えできます。

カスタム化
「COM」の採用により、ユーザ独自のパラメータや演算を簡単に追加できます。データを外部に転送する必要がありません。


A/Dコンバータ
A/DコンバータにもSiGe技術を採用。商用のA/Dコンバータとしては、1チップで世界最高速の10GS/s(インターリーブ時20GS/s)を実現しました。


メモリ
レクロイ独自の設計による高速CMOSメモリ。A/Dコンバータで10GS/sで捕捉したデータをそのまま10Gbpsでメモリに転送するので、メモリに書き込む際にロスがありません。メモリからCPUへは高速デュアル・データ・パイプラインを通してデータ転送が行われます。

CPUと一次キャッシュ
波形データは、PentiumIIIの一次キャッシュ・メモリに送られます。この時、データサイズは一次キャッシュ・メモリを最も効率よく利用できるように最適化されます。さらに、同じデータに対して同時に複数の演算が可能な「ストリーミング・テクノロジ」を使って演算されます。従って、複雑な演算であってもRAMを使わずキャッシュの中だけで行うので、今までの10〜100倍の速さで演算ができます。(ビデオ参照)

SVGAディスプレイ
タッチスクリーン採用のディスプレイで波形表示や解析の設定を行います。そして、ユニークな各種の表示モードによって、波形の完璧な理解ができます。他のデジタル・オシロスコープでは得られなかったこれらの情報により、エンジニアは回路が正確に動作するという確証を得ることができます。

 

 


 <Key Word>

キャッシュ・メモリ
通常、デジタル・オシロスコープは波形データをDRAMへ保存し、次に演算のために波形全体をCPUへゆっくりと転送します。この処理を何度も繰り返すため、演算には非常に長い時間がかかります。
「X-STREAM」テクノロジでは、キャッシュ内ですべての演算を行いますので、ロングメモリであっても演算時間が短くてすみます。

この「Streaming」信号処理と従来の処理との違いを、ビデオで分かりやすく紹介(Streamingビデオ)

ソフトウェア・テクノロジ
WaveMasterシリーズのソフトウェアは400以上にも及ぶ「COM」ベースのオブジェクトによって構成され、Windows 2000 OSと統合されているので、処理が早く、より安定性が高く、ソフトの開発が簡単です。Windowsを搭載した他のデジタル・オシロスコープの場合、Windows OSは主にユーザ・インタフェースの部分に使われているだけで、演算処理速度に貢献しているわけではありません。

 


ページ   <<戻る |12345678| 次へ>>