WaveSurfer開発過程のエンジニアへのインタビューで、カーソル測定は最も一般的な方法の一つでした。
WaveSurferは、この機能の使いやすさを重点にフロントパネルのカーソルつまみを使い、カーソルをいつでも望みの
位置に移動できる
ようにしました。特別なメニューを呼び出す必要はありません。
カーソルの種類は「タイプ」ボタンを使って簡単に選択できます。続いて、カーソルを信号やズーム、あるいは演算トレースに持っていきます。
カーソル測定の次に、エンジニアは波形を詳しく観測したいと思います。WaveSurferではロングメモリを簡単にズームして詳細を調べることができます。方法は簡単、ズームしたいエリアの周りにボックスを描くだけです(あるいはフロントパネルのQuickZoomボタンを押します) 。WaveSurferオシロスコープは演算機能も内蔵しており、簡単に使用できます。そのうえ、パワースペクトラムFFTも標準で装備しており、FFTに慣れていない人でも簡単に呼び出して設定できます。
新しいデスクトップ・クランプ型の取り付けシステムを利用すれば、WaveSurferを作業台の端部に取り付けて、貴重な作業スペースを節約できます。ビュー位置は最大23インチ(58cm)の範囲で簡単に変更できます。スコープを回転して、ビュー角度を最適に調整することも可能です。あるいは、取り付けブラケットだけを購入して、自分に合った75mm
x 75mmの取り付けソリューションを実現することもできます。
アクセサリとして提供されているデスクトップ・クランプ型の取り付けスタンド
WS422 |
WS432 |
WS452 |
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バンド幅 |
200MHz |
350MHz |
500MHz |
立ち上がり時間 |
1.75ns |
1ns |
750ps |
チャンネル数 |
2 |
2 |
2 |
時間軸精度 |
10ppm |
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標準トリガ機能 |
Edge, Logic(Pattern), Glitch/width(2ns-20s), TV |
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トリガ機能 |
Runt(2ns-20s), Slew Rate, Interval, Dropout, Qualified (State/Edge) |
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サンプリング速度(シングルショット) |
最大2 GS/s(インターリーブモード)、1GS/s(すべてのチャンネル) | ||
RISモード(等価サンプリング) |
50GS/s |
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シーケンスモード |
不可 |
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ディスプレイ |
10.4" SVGA カラータッチスクリーン |
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演算 & 拡大 |
1 演算 トレース + 拡大 トレース (各チャンネル独立) |
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マルチズーム |
不可 |
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波形パラメータ |
23種類の 標準時間/電圧 パラメータ (パラメータ統計表示) |
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標準波形演算 |
四則演算、FFT(最大25kポイント) *1つの演算のみ実行可能 |
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オプション |
絶対値、加算/連続アベレージング、微積分、エンベロープ、分解能向上(最大11ビット)、フロア・ルーフ、反転、逆数、2乗ルート、FFT(最大1Mポイント) *2重の重ね合わせ演算 |
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ヒストグラム・ |
不可 |
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カスタマイズ機能 |
不可 |
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標準ハードウェア |
20GB-HDD, 10/100BT LAN, USB2.0 x3 ポート, RS232C, パラレル, SVGA外部出力 |
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プロセッサ |
Intel Celeron 850MHz |
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質量・大きさ |
6.8kg (340mm x 264mm x 152mm) |