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お知らせ

2006年10月2日


レクロイ社 − 大型ディスプレイ/コンパクト設計のオシロスコープ製品群に、 1GHzと2GHzの帯域幅モデルWaveRunner 104Xi、WaveRunner 204Xi、WaveSurfer 104Xs、 および高度な検索・分析ツールWaveScan™を追加

レクロイ・ジャパン株式会社(本社:東京都渋谷区笹塚、代表取締役社長:北山基樹)は、 今年初旬に発表した、WaveRunner Xi および WaveSurfer Xs 製品ラインを拡張する3種類の新しいモデル、 WaveRunner 104Xi、 WaveRunner 204Xi、およびWaveSurfer 104Xsを導入しました。 これらのモデルは、好評の大型ディスプレイ/コンパクト設計と驚異的な1GHzまたは2 GHz帯域幅を併せ持つことになります。 この新規リリースと同時に、レクロイはWaveSurfer Xsと WaveRunner Xiオシロスコープ用の標準装備ツールとして、高度な検索・分析機能 WaveScanTM を発表しました。 WaveScanでは問題を迅速に検出するために、ハードウェア・トリガを超える機能を提供します。また、高度な組み込みアルゴリズムを通じて異常な動作を継続的に監視し、 20種類以上の検索モード(パルス幅、周波数、立ち上がり時間、ラント、デューティ・サイクル、Setup/Holdなど)を使用して、異常なシステム動作を詳細に分析できます。

製品概要

2006年1月に発表した、WaveRunner Xiはコンパクト設計のオシロスコープの機能に関する従来の概念を打ち破りました。WaveRunner Xiは、さまざまな波形解析機能や豊富な演算を備えているだけでなく、大型の明るい10.4”ディスプレイと、狭いデスクにも設置できる僅か15cmの奥行きを優れた特長としています。 手軽さが重要で回路を詳細に分析する必要のあるエンジニアにとって、理想的なソリューションです。

そして今回、WaveRunner Xiに4チャンネル1 GHz モデルWaveRunner 104Xiと2 GHzモデルWaveRunner 204Xiを追加し、そのパフォーマンスをさらに向上しました。WaveRunner 204Xiは、大型ディスプレイかつコンパクト設計で利用できる唯一の2 GHzオシロスコープです。これら2つのモデルのサンプリング速度は、4チャンネル同時5 GS/sです。

また、今回発表したもう一つのオシロスコープWaveSurfer 104Xsは、従来のWaveSurfer製品ラインを1 GHz帯域幅に増強したもので、サンプリング速度は4チャンネル同時2.5 GS/s(インターリーブ・モードでは5 GS/s)です。これでWaveSurfer Xs製品ラインナップは400 MHz〜1 GHzまで揃い、2チャンネル・ユニットと4チャンネル・ユニットの両方で利用することができます。WaveSurfer Xsシリーズは、必ずしもフル機能を使う必要はないが、波形の詳細を観測したいエンジニアの方に最適なオシロスコープです。WaveRunner Xiシリーズと同じWaveStreamによる高速画面更新機能や新機能のWaveScanが標準装備されており、回路の性能を迅速かつ効率的に判定して、基本的なデバックを行うことができます。

豊富なオプション

上記の新しいオシロスコープ・モデルの他に、WaveRunner XiおよびWaveSurfer Xs製品ラインに豊富な機能を追加する下記の製品もリリースします。
●ハイインピーダンス/シングルエンド型アクティブ電圧プローブ (ZSプローブ)
●低速シリアル・トリガ/デコード (I2Cbus TD, SPIbus TD)

また、レクロイが提供するミックスド・シグナル・オプション(MS-32)を使用すると、それぞれ1 Mpt/Chのメモリを持つ32個のデジタル・チャンネル(合計32 Mpt)をWaveRunner Xi、WaveSurfer Xsシリーズの4チャンネル・モデルに追加して、4+32チャンネルに拡張することができます。これにより、ミックスド・シグナル解析や組み込み型コントローラのデバッグが大幅に効率化されます。

組み込み機器開発に最適

WaveRunner Xi用およびWaveSurfer Xs用の新しいモデル、機能、オプション、アクセサリからなる総合的な製品ポートフォリオによって、これらのオシロスコープの高度な問題解決機能が増強されるとともに、日常のルーチン作業から高度なデバッグ作業に至る様々な作業を簡単かつ効率的に実行できるようになります。また、WaveRunner XiもしくはWaveSurfer Xsと各種オプションを組み合わせれば、アナログ、デジタル、シリアルまでを含む完全なミックスド・シグナル解析が実現され、多岐にわたる測定課題を1台のオシロスコープで解決できることで、組み込み器機の開発時間短縮を強力に支援します。

WaveScan™による迅速な問題検出

最適なトリガでも異常なイベントのすべてを検出することはできません。より強力な機能が必要になります。この度、レクロイのX-Stream(Windowsベース)オシロスコープすべてに標準装備されるWaveScanには、単一の捕捉から異常なイベントを検出する機能と、長時間にわたる数多くの捕捉で一定のイベントを検索する機能があります。約20種類の検索モード(パルス幅、周波数、立ち上がり時間、ラント、デューティ・サイクルなど)を選択し、検索条件(>、<、範囲内、範囲外、制限値の設定など)を指定して、検索を開始できます。単一の捕捉では、WaveScanによって検出された異常なイベントが赤いボックスで示され、そのイベントの値が表形式で表示されます。ユーザはこれらの情報に基づき、ズーム表示や追加の解析ツールを利用して詳細なデバッグを実行できます。レクロイのX-Stream技術を利用しているため、ロングメモリ・データを効率的に扱うことが出来、他社の同等機能と比較してもより高速に検索が行われます。
また、数時間または数日間にわたる複数の捕捉で特定のイベントを検索する場合には、イベントを検出した後は、そのイベントに対して複数の分析や処理を実行できます。WaveScanのスキャン・モードはハードウェア・トリガの単なる複製ではないため、より多くの機能と高度なツールがサポートされます。例えば、予想の範囲外にある周波数を検出するようにオシロスコープを設定することができます(これはハードウェア・トリガでは実現不可能です)。条件に一致する周波数が見つかると、WaveScanを通じて特定のアクション(スキャンを停止する、波形を保存してスキャンを続ける、画面イメージを保存してスキャンを続けるなど)を実行できます。このようにして、ユーザは異常なイベントのデータセットを収集し、効率的なデバッグを実行できます。

WaveRunner XiのWaveScanには、他にも様々な分析機能が用意されています。例えば、検出されたイベントをScanOverlayビューで重ねて、各イベントの相互比較を簡単かつ効率的に実行できます。さらに、複数の捕捉に基づくスキャン・モードの場合は(上記の周波数の例など)、スキャン・ヒストグラムを作成して検出済みイベントの統計的分布を表示できます。これらの分析ツールによってデータの特性把握が簡素化され、デバッグ作業が効率化されます。

WaveRunner Xiで強化された標準メモリ

さらにWaveRunner Xiの機能を強化するために、すべてのWaveRunner Xiオシロスコープに従来の2倍の10 Mpts/Ch(インターリーブ・モードでは20 Mpts/Ch)のメモリを標準装備します。このロング・メモリをフルに活用して、さまざまな分析や解析(トラック、ヒストグラム、ロング・メモリFFT、ユーザ定義関数、ミックス・シグナル、電源装置解析、CAN Busシステム解析、ジッタ/タイミング解析など)が行えます。さらに長いメモリが必要である場合は、オプションによりWaveRunnerのメモリを12.5 Mpts/Ch(インターリーブ・モードでは25 Mpts/Ch)まで拡張できます。

 

WaveRunner Xi カタログ (PDF)

WaveSurfer Xs カタログ (PDF)

WaveRunner Xi 製品ページ

WaveSurfer Xs 製品ページ


【お問い合わせ】
レクロイ・ジャパン株式会社
〒151-0073 東京都渋谷区笹塚2-1-6
マーケティング・コミュニケーションズ(担当:窪田)
Tel: 03-3376-9400(代表)
Fax: 03-3376-9587
Email: contact.jp@lecroy.com
http://www.lecroy.com/japan


 

 

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