スイッチング電源解析オプション
PWR

スイッチング電源解析オプション (PWR)を使えば、重要な電力スイッチ ング・デバイスの測定、制御ループ変調 の解析、また電力高調波のテストを専用 のユーザー・インタフェースと自動測定 機能を利用して簡単に行うことができま す。また、電圧および電流の入力のセッ トアップをすばやく簡単に行うことがで き、測定の操作もボタン一押しと簡単に 実行できます。  

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主な機能と特長

  • 自動測定機能によるスイッチング・デバイス解析
  • 色分けされたオーバーレイで電力の損失を識別
  • 制御ループおよび時間領域応答の解析
  • IEC 61000-3-2に準拠した電力および高調波のテスト
  • 測定誤差の原因を減らすセットアップ・ツール
  • 周波数寄与を示す全高調波歪テーブル
  • 磁気デバイスの飽和電圧を示すB-H曲線

電力変換回路の動作特性をすばやく測定・解析

スイッチング電源解析オプション (PWR)を使えば、重要な電力スイッチ ング・デバイスの測定、制御ループ変調 の解析、また電力高調波のテストを専用 のユーザー・インタフェースと自動測定 機能を利用して簡単に行うことができま す。また、電圧および電流の入力のセッ トアップをすばやく簡単に行うことがで き、測定の操作もボタン一押しと簡単に 実行できます。

測定パラメータ

測定誤差の原因を減らすのに役立つツー ルを利用することができ、測定パラメー タによって単独周期の詳細情報や複数周 期の平均値を知ることができます。

スイッチング・デバイスを自動で測定

パワー・デバイスのオン/オフの遷移領 域および導通領域は、いずれも色分けさ れた波形オーバーレイによって識別され ます。測定パラメータ・テーブルではデ バイスの電力損失の各要素とそれらの合 計が自動的に計算されます。

制御ループ応答解析

変調解析機能は、重要なイベントに対す るループ応答(電源のソフトスタート・ パフォーマンス、ラインおよび負荷の変 化に対するステップ応答など)の制御を 理解する手がかりにもなります。

電力および高調波のテスト

電力解析では、消費電力を詳細に調べた り、EN 61000-3-2に準拠したプリコ ンプライアンス・テストをすばやく実行 したりすることが可能です。電源の品質 が、全高調波歪み、歪み率への寄与の解 析に基づいて判定されます。

複数のオシロスコープ・プラットフォームに対応

スイッチング電源解析オプションは、 200 MHz〜65 GHzの様々なモデルの オシロスコープで使用することができま す。

パワー・デバイス解析

回路内で動作しているパワー・デバイス のパフォーマンスを解析します。スイッ チング損失、動作抵抗、dv/dtおよび di/dt測定を簡単に実行することができま す。安全動作領域とB-Hヒステリシス曲線 もすばやく表示されます。

パワー・デバイスの電力損失

オン/オフおよび伝導の各領域は、色分け されたオーバーレイで確認でき、それら の領域での電力損失が自動的に測定・表 示されます。スイッチング、伝導、およ びオフ状態に関連する損失がそれぞれに 測定され、選択した損失タイプの合計値 と一緒に表示されます。

安全動作領域(SOA)

SOAプロットの観察により回路のパフォ ーマンスを詳しく調べ、イベント後の、 あるいは長時間にわたっての、最初の複 数周期で発生した違反を検索します。短 絡、起動などのイベント後の2、3周期の 間に発生するSOA違反を発見することは、 容易ではありません。 これらの違反は、検出されないままデバ イスを劣化させることがよくあります。 スイッチング電源解析オプションの長い レコード長および高速処理と、非常に長 いレコード上でのSOA表示を用いて、電 源オフ電圧と電流制限が超過していない ことを確認します。

B-Hヒステリシス曲線

回路内で動作している磁気デバイスの状 況を表示します。動的な回路定数変化の 結果として、磁気飽和と動作領域を表し ます。

制御ループ解析

時間領域画面を表示します。変調された パラメータが時間対パラメータの値をプ ロットしたグラフとして示されます。コ ントローラの出力パルス幅、デューティ ー・サイクル、または周波数が個別にプ ロットされ、コントローラとの時間相関 が示されます。オシロスコープのトリガ 機能と統合されたこの解析機能は、時間 領域、制御ループ全体のクローズドルー プ応答、パルス幅モジュレータによって 追加される任意の時間定数などを、直観 的に表示するのに便利なツールです。

ラインパワー解析

オフライン電源から入力されるRMS電源 電圧、RMS電流消費(ワットおよびVA)、 力率、皮相電力、有効電力、および波高 因子を簡単に測定することができます。 線電流の高調波測定は、EN 61000-3-2 のクラスA、B、C、Dに該当する機器の 標準テンプレートに則って実行されます。 測定結果は、マスク違反を確認するため にグラフ表示されるか、テストの結果と ともにテーブルに表示されます。全高周 波歪みの測定値は、その歪みの原因とな っている周波数の細部とともに表示され ます。

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オーダー・インフォメーション

モデル名  
WS10-PWR WaveSurfer10/10M用スイッチング電源解析オプション
HDO4K-PWR HDO4000用スイッチング電源解析オプション
HDO6K-PWR HDO6000用スイッチング電源解析オプション
HDO8K-PWR HDO8000用スイッチング電源解析オプション
HDO9K-PWR HDO9000用スイッチング電源解析オプション
WSXs-PWR WaveSurfer Xs(B)用スイッチング電源解析オプション
WS10-PWR WaveSurfer10用スイッチング電源解析オプション
WS510-PWR WaveSurfer510用スイッチング電源解析オプション
WR6Zi-PWR WaveRunner 6Zi用スイッチング電源解析オプション
WR8K-PWR WaveRunner 8000用スイッチング電源解析オプション
WPZi-PWR WavePro 7Zi(A)用スイッチング電源解析オプション
WM8Zi-PWR WaveMaster 8Zi-B用スイッチング電源解析オプション
LM9Zi-PWR LabMaster 9Zi-A用スイッチング電源解析オプション
LM10Zi-PWR LabMaster 10Zi用スイッチング電源解析オプション


差動アンプとアクセサリ

モデル名  
DA1855A 1 Ch、100 MHz差動アンプ(精密電圧ソース対応)
DA1855A-PR2 2 Ch、100 MHz差動アンプ(精密電圧ソース対応)
DXC100A* 100または÷10選択可能、250 MHz
パッシブ差動プローブ・ペア
DXC200* ÷1、50 MHzパッシブ・プローブ・ペア
DXC-5100* ÷100、250 MHz 2.5kv、高電圧プローブ・ペア
(最大のパフォーマンスを得るにはDA101が必要)
DA101* ÷10、1 MΩ 外部パッシブ・アッテネータ
(DXC5100との併用を推奨)
DA1855A-PR2-RM 2Ch、DA1855A(ラックマウント付き)

* DA1855A差動アンプを併用する場合。

 

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関連資料

Note: ダウンロードにはウェブ登録(無料)が必要となります。


SiC/GaN 次世代パワーデバイスの計測方法
 
  • デバイスの動的なON抵抗(飽和電圧)を計測できない
  • 従来のオシロスコープでは、スイッチング時に発生するオーバーシュートや、微小なノイズを正確に計測できない。
  • 6kV以上の高電圧に対応した差動プローブがない

テレダイン・レクロイのオシロスコープと差動アンプで、SiC、GaNパワーデバイス計測で起こる問題点・課題を解決いたします。


動作中のスイッチング素子の特性測定でお困りではありませんか?
 

● ON領域での損失を測定が難しい
● 広い電圧スイング波形を観測したい
● 数VのON領域を測定するのが難しい

スイッチング電源開発における素子の損失測定で起こる問題点・課題を解決いたします。


制御ループの解析 
〜電源回路におけるフィードバック・ループの応答測定〜
 

SOA(Safe Operating Area)の測定
〜デバイスのストレス・リミットのモニターによる信頼性の向上〜
 

EV搭載のパワー・デバイスの計測に新境地! 
自動車に搭載されるパワー・デバイスの計測でお困りではありませんか?
 

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自動車に搭載されるパワー・デバイスの計測で起こりうる問題点、課題、解決方法をご紹介します。


高効率インバータ回路の導通損失の測定
 

より高効率なインバータの開 発が求められる中、これまで 以上にスイッチング・デバイ スの詳細な測定が必要となっ てきています。

● 動的な VCE(sat) もしくは VDS(ON)測定の必要性
● 導通時損失測定方法
● 8ビットオシロスコープの測定限界と12bitオシロスコープによる測定   
● 差動アンプ(DA1855A)による測定
● Power Analysis Softwareオプションによる測定


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英文資料:


Safe Operating Area
 

Every switching device has a maximum voltage, current and power specified by the device manufacturer, displayed on its technical application note. Reliability of the power supply is dependent on not exceeding these limits. Safe Operating Area plots help confirm operating margins.


Power Line Monitoring
 

The Trend function is ideal for monitoring power supply input and output voltages.


Modulation Analysis
 

Pulse Width Modulation (PWM) is commonly used in power supplies and industrial control systems. Teledyne LeCroys oscilloscopes contain a number of functions and parameters to extract the underlying modulation signal, making it possible to assess correct tracking and linearity in PWM regulators/controllers.


Control loop Analysis
 

Every power supply has a feed-back loop that monitors the output voltage or current and keeps the output within acceptable limits.Control Loop Analysis allows close study of this feedback loop.


Poewr-Real and apparent
 

Oscilloscopes measure current and voltage and, through the magic of mathematics, calculate power. Unfortunately, power comes in a large number of guises: instantaneous, real, apparent, and reactive.


Power-Supply Load Regulation Measurement Tools
 

Power supply specifications include a large number of load-dependent parameters including load or output regulation. Teledyne LeCroy oscilloscopes offer parameter math, which helps measure load regulation directly.


Testing Switching Power Devices In-Circuit
 

Although many engineers design and test products which are not power devices just about every engineer needs to occasionally test the quality of the power being supplied. 

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