主な機能と特長
- 最も包括的な MIL-STD-1553オシロスコープ・トリガ
− トランスファ
− コマンド・ワード
− データ・ワード
− ステータス・ワード
− エラー・ワード
− 応答時間
− メッセージ間ギャップ・タイム
- 条件付きアドレス定義(<, <=, =, >, >=, <>, 範囲内, 範囲外)
- 特定RTアドレス、サブアドレス、データ値およびモード・コードの完全な切り分け
- MIL-STD-1553バージョンAおよびBをサポート
強力かつ高度にフレキシブルなトリガ(T)
MIL-STD-1553トリガは適切なレベルでのトリガのためにトランスファもしくはワード・レベルで設定が可能です。さらに、トランスファもしくはワード・レベルの両方で、プロトコル・エラーの発生箇所を特定するためにエラー・トリガが使用可能です。ワード・レベルのトリガでは条件付きRTアドレスおよびサブアドレスの指定が可能です。
データ条件セットアップ(T)
全てのテレダイン・レクロイの低速シリアル・トリガは、データ条件に対して、<, <=, =, =>, <>, 範囲内、範囲外の選択をすることができ
ます。
直感的なカラー・オーバレイ(D)
透明オーバレイにより各プロトコルの特定部分とメッセージフレーム全体を色分け表示し、シリアル・データの情報を分かりやすくします。波形とは離れてプロトコル・デコード情報を表示する他のソリューションとは異なり、テレダイン・レクロイのソリューションでは物理波形とプロトコル・デコードが直接ディスプレイ上で相関します。捕捉長を延ばしたり短くしたりすると、デコード・オーバレイを見やすい情報量になるよう伸縮させることができます。
対話型テーブルに結果をまとめて表示(D)
デコードされた情報を表形式で表示することでオシロスコープをプロトコル・アナライザにすることができます。必要な情報のみにテーブルをカスタマイズすることができます。テーブル中のメッセージをタッチすると、自動的にその部分をズームしスクリーンに表示します。オフラインでの解析のためにテーブルをCSVファイルにエキスポート可能です。異なるプロトコルのデコード信号を同時に最大4つまでひとつのテーブルに表示することもできます。
計測/グラフ化ツール(M)
アナログ信号や他のシリアル・メッセージとの間のタイミング計測を自動で行い、問題の原因や影響を迅速に予測することができます。ロング・メモリを使用したひとつの長い捕捉に対して複数のパラメータ値を一気に取得し、課題解決のための統計情報をすばやく収集します。シリアル(デジタル)データ値をアナログ値として抽出し、グラフにプロットすることで、あたかも直接プロービングしたかの様にシステム・パフォーマンスの時間変動をモニタすることができます。
アイパターン(E)
簡単な設定でパケット化された低速シリアル・データ信号のアイパターンをすばやく描画します。アイパラメータを使用してシステム・パフォーマンスを定量的に評価し、標準またはカスタムマスクを適用して異常の識別を行うことができます。
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