主な機能と特長
- QPHY-SATA-TSG-RSGはシリアルATA UTD(Unified Test Dodument)Ver.1.4で規定されたPHY、TSG、OOBおよびRSG適合試験全てをサポートし、1.5/3/6Gbpsのテストに対応します。
- 物理層送信系および受信系試験の完全な自動化
- QPHY-SATA-TSG-RSGはPass/Fail表示、関連する試験のスクリーンショットを含むレポート作成機能を提供します。
- Eye Doctor IIアドバンスド・シグナル・インテグリティ・ツールはシリアルATA適合試験に不適合の際のデバッグの助けとなる伝送路エミュレーションとイコライゼーションを可能にします。
- SDA IIは高速EYEダイアグラム描画、ロング・メモリ捕捉によるジッタ解析が可能です。
QPHY-SATA-TSG-RSGはシリアルATA適合試験のためのコンプライアンス・テスト・オプションです。接続図が表示され、必要な測定に対して適切なセットアップが可能です。オシロスコープを自動制御し測定を行い、スクリーンショットを含む総合的試験結果レポートを作成します。
レクロイのPeRT3 (Protocol-enabled Receiver and Transmitter Tolerance Tester)を使うことで、QPHY-SATA-TSG-RSGはSATA UTD(Unified Test Document)で規定された1.5Gb/s、3.0Gb/sおよび6.0Gb/s SATA受信系試験の全てを行うことが可能です。同様に、PeRT3は試験対象デバイスに接続し、適切なテストパターンを出力させたり、ループバックモードに入れて適切なテストパターンを出力させることが可能です。QPHY-SATA-TSG-RSGはSDA813Zi/Zi-Aオシロスコープを使ってUTD(Unified Test Document)で規定されたSATA送信系測定の全てを行うことが可能です。ただボタンを押すだけで全てを行うことが出来ます。
PeRT3を用いることでQPHY-SATA-TSG-RSGはPHY、TSG、OOBおよびRSGの全ての試験を自動で実施します。一体型のPeRT3はSATA適合試験で一般に使用される任意波形発生器とフレーム・エラーレート・テスターを置き換えることが出来ます。予算を抑え、試験セットアップをよりシンプルにします。
レクロイのSDA8Zi/Zi-Aシリーズは、Eye Doctor II解析オプションを搭載したオシロスコープであり、シリアルATA適合試験の為の、さらに重要なことに不適合時のデバッグの為の完璧な測定器です。エンジニアはシリアルデータの問題の原因を迅速に見つけることが可能です。
SDA IIを使うことでユーザはオシロスコープの全レコード長のデータを用いてEYEダイアグラムを素早く表示出来、ジッタ分離手法としてNQスケール法やスペクトル法を使用した正確なジッタ解析を行うことが出来ます。
クロストークが存在する可能性のあるシステムにおいてランダム・ジッタとデターミニスティック・ジッタを適切に分類することは特に重要です。
さらに、Eye Doctor IIは次世代のシリアル・データ規格でエンジニアに必要となる伝送路エミュレーションとデエンベットを提供します。
QPHY-SATA-TSG-RSGはそれらオシロスコープの機能を全て使ってSATA UTD(Unified Test Document)で規定された適合試験を行います。
レクロイのQPHY-SATA-TSG-RSG自動試験ソリューションは送信系および受信系試験をひとつのテスト環境に統合した唯一のソリューションです。
TF-SATA-Cテストフィクスチャを使用して試験対象製品の送信出力をPeRT3とオシロスコープ入力の両方に接続できます。さらにPeRT3の送信出力は試験対象製品とオシロスコープどちらにも接続出来、ジッタ出力の自動校正を行います。
受信系試験で必要な1.5Gb/s、3.0Gb/sもしくは6.0Gb/sのISIチャネルはPeRT3から試験対象製品の間のパスに入れることが可能です。
さらに、全ての試験はQPHY-SATA-TSG-RSGにより行わるので、送信系試験の結果は、受信系試験の結果と同様にひとつの総合レポートの形にまとめられます。
最後に、SATA試験に必要な全てはLeCroyのSATAバンドルにてオーダー出来ます。
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