物理層解析
Serial ATA


Serial ATAハイブリット・ソリューション
オシロスコープとプロトコル・アナライザとの連携
(SDA-8B10B)

デジタル・オシロスコープとプロトコル・アナライザは、それぞれ対象とするレイヤーで強力な解析能力を示し、設計/開発には欠かせない機器です。対象のレイヤーが異なるため、これらの機器を同時に使うケースはあまり見られませんでした。しかしながら、SDA-8B10B(8B10Bプロトコル・デコーディング・パッケージ)を利用することにより、これらの機器を連携させることが可能となり、今まで手にすることができなかった新たに強力なデバッグ能力を手にいれることが出来ます。

強力なトリガ機能
シリアル・インタフェースにおいて、特定の信号でトリガをかけることを目的として、SDA6000シリーズにはシリアル・パターン・トリガ機能が備わっています(SDA6020を除く)。しかしながら、一般的にはデジタル・オシロスコープのこうした機能はパターン長が十分ではなく、複雑なイベントを選択的にトリガをかけることが難しく、デバッグを行うには不十分な面があります。これに対して、プロトコル・アナライザのトリガ機能は、非常に複雑なイベントも確実に捉えることが出来ます。レクロイのプロトコル・アナライザでは、こうして捕らえられたイベントに同期してデジタル・オシロスコープにトリガを与えることができます。


 

OOBタイミング計測時の接続例

 

プロトコル・アナライザのトリガ機能を使って捕らえた信号波形を特定し、対象のパケットに対して詳細なタイミング解析を行っている例


シリアル・データ波形をプロトコル情報にデコード表示
レクロイのSDA-8B10Bプロトコル・デコーディング・パッケージは、シリアル・データ信号をデコードし、物理層波形とその波形に対応したプロトコル情報を同一画面上に表示することが出来ます。強力なサーチ機能を用いて捕捉した信号波形から、特定のシンボル列を任意に選んで探し出すことが出来ます。サーチ機能を使って探し出したシンボル列は、自動的に拡大波形として表示され、その波形の詳細を容易に確認できます。SDA-8B10BをSDA11000のような広帯域のオシロスコープに搭載すれば、SATA Gen2 ( 3Gb/s) 、PCI Express Gen2(5Gb/S)、SAS6Gb/sなどの超高速シリアル・データにも対応ができます。

波形機能
8b/10b変換を行いて確認した波形に対して、レクロイのオシロスコープが得意とする波形解析機能を完全に適用することが出来ます。上の図は、プロトコル・アナライザの情報と対応を取って特定したシング波形に対してタイミング解析(位相変動解析と周波数変動解析)を行っているものです。

統合解析
プロトコル・アナライザの持つ強力なトリガ機能とデジタル・オシロスコープの強力な波形解析機能を組み合わせることで、従来では不可能と思われたデバッグも効率的に進めることがで きます。


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